子ども用クローゼットが玄関近くだと準備がラク
すべての画像を見る(全13枚)この収納スペースは、子どもの洋服かけコーナーとしても機能しています。
じつはわが家には、別の場所にコートかけ用のクローゼットがあるのですが…。大人のものを入れただけで、もういっぱいの状態に。おまけに、動線が悪いので、面倒くさがり屋な子どもたちは、玄関でコートを脱いだまま放置…という状況でした。
子どものコートかけの機能を、こちらに移動したところ、状況は改善。筆者のイライラもなくなりました。子どもたちは、自分で上着を取り出して準備もできるように。出発前のバタバタが、筆者からひとつ減って大助かりです。
収納量に合わせて、高さが変えられるキャスターつきのハンガーラックを設置。背の低い子どもでも使いやすい工夫をしています。
制服から上着、帽子、そして習い事のスイミングのバックまで、たっぷりと収納。わが家の「秘密のクローゼット」です(笑)。
ハンガーラックは、雨の日、大人の濡れた服を一時的にかけて乾かすことも。筆者にも夫にも便利なクローゼットになりました。
非常持ち出し袋を置いて、もしものときに備える
防災用の持ち出し袋も、玄関前であるこちらの収納に置いています。というのも、ここは、災害時にすぐに持ち出せる場所だから。
災害時に外に避難する際、靴を履くなどの理由から、玄関は立ち寄る可能性が高い場所。そのため、非常持ち出し袋の置き場として、好ましいとされているようです。
筆者は、ストック品を載せているスチール棚に、持ち出し袋を目立つように収納。一刻をあらそうとき、少しでも早く持ち出せるように、家族みんなにわかりやすくしまっています。
以上、筆者の玄関収納の使い方を紹介してきました。限られた床面積を、玄関回りに割くことは難しいケースもあります。収納スペースの配置は、家族によって正解が異なるでしょう。しかし、わが家では、そのありがたさを実感しています。
また、使い道を決めつけなかったのも、筆者のライフスタイルに向いていたようです。無理に棚をつけず、暮らしてみてから使い方を試行錯誤、それにあったサイズのラックを探したことも、よかったと思います。
まとめ買いをよくする、届いた荷物をラクに片づけたい、お出かけ準備をサクッとすませたい。そんな人はぜひ、この記事をヒントにしてみてはいかがでしょうか。