1階はいろんな人たちと交流できる、楽しいコワーキングスペース。2階は自邸で敷地内には4戸の賃貸住宅まで! 集う、働く、暮らす…さまざまな顔を持つ、建築家の江頭豊さんの住まいを紹介します。家族が暮らすだけの普通の住まいとはひと味違った、人に開かれた家とそこでの日常を知ると、家づくりの常識が変わるかも!?
すべての画像を見る(全26枚)職種や年齢を超えて集う多彩でユニークなコミュニティ
江頭さんの家 東京都 家族構成/夫50代 妻40代 長男10歳 長女6歳
設計/DOTEMA+越浦太朗建築設計事務所
建築家の江頭豊さんの自邸は、時間と曜日によってさまざまに変化。1階は江頭さんの仕事場であり、平日昼間はコワーキングスペースとしても利用できます。
夕方以降はご家族のリビングダイニングに。週末はイベントスペースになります。そして、敷地内には4戸の賃貸住宅も。「地域に開放して多くの人が集い、豊かなコミュニティの場になればと考えました」(江頭さん)。
コワーキングスペースでは、仕事の合間に息抜きができるようにフリードリンクを用意。職業や年齢もバラバラな人たちが声をかけ合い、交流が生まれています。
壁に収納しているCDは、世界各国さまざまなジャンルから選んだ、江頭さんのコレクション。
「自分とはまったく違う職種の人と話すことで、新たな世界が広がります」と、ここで仕事をしていたフリーランスのMさん。リモートワークをするYさんも「仕事に集中できるとともに、リラックスもできて刺激を受ける場です」。
賃貸住宅住人のKさんは「時折開催されるイベントはいろいろな人と出会えて楽しみのひとつです」と言います。