間取り図と外観、周囲の環境について
●間取り図
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●外観
大屋根には太陽光発電設備を設置。下には中庭が広がります。高木の落葉樹は夏には葉を茂らせて暑さを軽減し、冬は落葉して日差しを家の中まで届けてくれます。外壁下部分には外からの視線を考慮して常緑の植物を植えました。
いつでも外を感じながら料理ができて気持ちいいんです
子ども部屋からリビングダイニング方向を見たところ。天井も屋根なりになっているので開放感があります。テレビの奥が寝室。ストーブの煙突が通っているので天井が高くても暖かな空間に。煙突は二重になっていて、やけどの心配も軽減されます。
妻が希望したオープンなアイランドキッチン。リネアタラーラ社製のオーダーキッチンです。ダイニングテーブルは置かず、カウンターで食事をするスタイル。
この家はオール電化なのでコンロはIH調理器を設置。換気扇は下引きタイプで空間はいつもすっきり。
スノコ廊下やキッチンとつながる子ども部屋。必要に応じて3室まで仕切ることができます。廊下上の天井につけられた天窓をあければ、チムニー(煙突)効果で自然通風をはかることができます。
たくさんの植物が植えられた中庭が家族の時間を豊かに
中庭から見上げると屋根の開口が意外に大きくて空も広く感じられます。
「自然の雑木林をイメージして、高木、中低木、下草などを取り交ぜて植えています。下草には常緑の植物を選んでいるので冬でも緑を楽しめます」(渡辺さん)
植えられたのはアオダモやクロモジ、モミジやツバキなど。通路に敷かれているのは宮城産の秋保石(あきういし)という凝灰岩。ここではバーベキューやキャンプも楽しめます。
2階のテラスには階段がかけられていて、直接中庭へ下りられます。
玄関には大容量収納が左右に分けられています。家族全員の靴や外出用のジャケット、登園バッグや傘など、さまざまなものが一手に収まる空間。
ウォークインクローゼットから玄関方向の見通し。右手には洗面もついているので、幼い子どもの手洗い習慣にもよさそう。
浴室はハーフユニットバスにモールテックス、板張りの天井の組み合わせ。空間を引き締める黒いシャワーはSANEI製。