●4:外国から着信が?「国際ワン切り詐欺」が増加中!

国際ワン切り詐欺
知らないうちに犯罪グループへお金が!「国際ワン切り詐欺」の仕組み(出典:Whoscall株式会社)
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見知らぬ国際電話番号から「ワン切り」で着信があり、折り返すと有料サービスへ接続して高額な料金を請求してくる「国際電話詐欺」も増加中です。

「とくに今年の8月からはスリランカからの着信が世界的に増えており、今後も増えると考えられます。『+94』がついた着信はスリランカからのものなので、電話がかかってくる用事がないなら気をつけて」

折り返してしまうと高額な料金請求だけでなく、詐欺の“カモリスト”に載せられ、新たな詐欺ターゲットになってしまう可能性も。もし、電話に出てしまったら、すぐに切りましょう。

●5:年末年始はとくに注意を!

実際に来た詐欺メール
実際に来た詐欺メール1

 

例年、クリスマスや年末年始の贈り物などが増える時期には詐欺も増加。

「大手ECサイト(Amazonや楽天市場など)やふるさと納税、運送会社のSMSや、クレジットカード関連のメールなどの詐欺が非常に多くなりますから、気をつけていただきたいと思います。リンク先に誘導するURLをクリックしないこと、すぐに反応せず様子を見るなど慎重に対応するようにして下さい」

●6:詐欺メールやSMSのチェックポイント

実際に来た詐欺メール
実際に来た詐欺メール2

 

・送付元の電話番号を確認しましょう
商業施設や金融機関、役所など公的機関からのSMSに「携帯電話番号」が使われている場合は要注意です。

・誘導先のリンクは短縮URLが使われている
「短縮URL」は要注意です。正しいURLが記載されているかを確認しましょう。

・URLに記載されているサービスのドメインを確認
「微妙に違うドメイン」になっていることが多いので、細部までよく見てください。

少しでも怪しいと思ったらすぐクリックしたり個人情報を入力せず、そのメールやSMSの内容を調べるようにしましょう。とくに金融機関の情報やクレジットカード情報の入力は慎重に!

 

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