●3:周辺を散策する

屋外
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気になる物件の周辺を、研究がてらワンデートリップすることも。

駅前のお店をリサーチしたり、スーパーの商品や利用客を観察したり。通学路や通勤経路の歩道が十分広く安心を感じる地域もあれば、子どもが自転車で行き来するには危険を感じる地域もありました。春は桜並木だなとか、川沿いでランニングできるな、とか暮らしを想像しながら歩くのは案外楽しいものです。

時間があればランチを。ランチの価格帯でその街の生活水準もなんとなくわかります。

 

●4:「新築」VS「築浅きれいめ」VS「築古+リノベ」。条件は徐々にクリアに

マンション業界は新築ラッシュ。新築も憧れますが、3LDK70㎡以上ともなると5千万をくだらない物件がずらり。50代からのローンでは少々きつい!

また、建築中に販売される新築物件は当然ながらまだ建っていません。窓からの眺めや騒音などの環境は想像でしかなく未知数。購入は賭けを伴います。

築浅物件は新築より価格は抑えめですが、リフォームとなると資金的に厳しい。壁や床の貼り替えはできても、水回り設備はそのまま使用するのが前提になります。

水回り

私の希望は築古+リノベーション。現場が確認できるうえ、壁紙や設備が傷んでいても新調するので問題なし。間取りもある程度は変更できます。

とはいえ、築40年50年となると、耐震的に不安。50代があと30年住まうことを考えると、建物も築70年に。分譲マンションが登場してからまだ50年ほど。マンションがどの程度の年数耐えうるのかは正直不明ですが、30年たったころに築50年程度であればまだ安心という計算で、築25年までを限度に設定しました。

結局、新築マンションの見学に行くことはありませんでしたが、内見を重ねることでひとつずつ選択肢がふるい落とされ、「築古+リノベ」という条件にたどり着きました。

 

●自分たちの軸を見つけるために物件巡りをする

市区町村や最寄り駅など、条件は常に入れ代わりましたが、実際その空間に身を置いてみたからこそ具体的に考えることができ、整理されると感じました。

屋上

私たちは3か月という短期間での決着でしたが、不動産との出会いはタイミング。「今じゃない」と家探しを中断することも正解だと思います。

ただ、「そこで暮らす自分たちを想像する」「子どもの成長や夫婦の老いも含めて、そこに住まうのは心地よさや豊かさを伴うか」を意識した物件探しが購入に繋がったのだと思います。