「白菜」を3日間で使いきり! おトクでおいしいレシピを、料理家・上田淳子さんに教えてもらいました。

白菜を使いきり!「白菜と豚バラの重ね蒸し」

塩をもみ込んでおくだけの下ごしらえで、想像以上にうま味がアップ! インパクトのある中華の味つけで白菜のおいしさが際立ちます。

●白菜と豚バラの重ね蒸し

白菜と豚バラの重ね蒸し
白菜と豚バラの重ね蒸し
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うま味が凝縮された白菜が満足感を底上げ!

材料(つくりやすい分量)

  • 白菜 1個(2kg)
  • 豚バラ薄切り肉 400g
  • 塩 40g
  • 水 2カップ
  • 酒 1/2カップ
  • A[ポン酢しょうゆ大さじ2 ゴマ油大さじ1 ラー油少し]
  • B[すりゴマ(白)、みそ、みりん、水各大さじ2 しょうが(すりおろす)小さじ1]

【つくり方】

(1) 白菜は3cm幅に切り、大きなボウルに入れる。塩を加えて全体をよく混ぜ、30分ほどおく。軽くもんでしんなりしたら水洗いし、ザルに上げて水気をきり、さらにぎゅっと絞る。半量は保存容器に入れて冷蔵庫で保存する(使いきり2日目・3日目で使用する)。豚肉は5cm幅に切る。

(2) 鍋に(1)の残りの白菜の1/2量を広げ入れ、その上に(1)の豚肉の1/2量を広げてのせる。これをもう一度繰り返し、分量の水、酒を加えてフタをし、中火にかける。沸いてきたら弱めの中火にし、白菜がやわらかくなるまで10分ほど煮る。

(3) Aを混ぜ合わせてピリ辛ダレをつくる。Bを耐熱ボウルに混ぜ合わせ、電子レンジ(600W)で1分加熱してゴマみそダレをつくる。(2)に好みのタレをつけて食べる。

[1人分(保存分は除く)507kcal]

 

<POINT>

白菜と豚バラの重ね蒸しの調理過程

塩もみした白菜と豚肉を2層にして鍋に入れ、豚肉のうま味を白菜にたっぷり吸わせる。これでシンプルでも深みのある味に。

<POINT>

塩もみ白菜

つくり方(1)の塩もみ白菜の半量を保存容器で冷蔵保存。塩味がついた白菜は焼きそばのあんやあえ物に重宝。かさが減るので保存しやすい。

白菜使いきり2日目・3日目のレシピも近日公開! ぜひ参考にしてくださいね。

 

おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう

計量単位は1カップ=200ml、大さじ1=15ml、小さじ1=5ml、1合=180mlです

電子レンジの加熱時間は600Wを基準にしています。500Wの場合は1.2倍、700Wの場合は0.8倍を目安に加減してください。機種によって多少差があります

電子レンジやオーブントースターで加熱する際は、付属の説明書に従って、高温に耐えられる耐熱ガラスの皿やボウルなどを使用してください

液体を電子レンジで加熱した場合、取り出して混ぜるときに、場合によって突然沸騰する可能性があります(突沸現象)。できるだけ口の広い容器に入れ、粗熱をとってから取り出すなどご注意ください

 

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