初詣のおさい銭。「“ご縁がありますように”で5円をおさい銭箱に入れている」という人は多いのでは? でも、じつはこれ間違った初詣の作法なんです。
古神道数秘術家の中井耀香さんに、目からウロコの初詣の正しい作法を教えてもらいました。
神様に愛されるには、正しい作法で初詣することが大切
「おさい銭は神様が使うものではなく、神様を祭る神社にお渡しするもの。ご縁=5円といった少額では、神様が居心地のいい空間をつくれませんよ!」と喝を入れてくれた中井さん。
「神様はとても人間的で、ご利益だけもらおうというずうずうしい態度では、お願いは聞き入れてくれません。日々の暮らしに感謝しながら、礼儀正しいふるまいを心がけましょう」
中井さんに初詣でやりがちなNG作法を紹介してもらいました。
●大みそかの夜からの初詣はNG
意外にも、12月31日の夜は参拝を避けるべき時間帯。
「大みそかの日没後から、元旦の日の出までは気のよくない時間帯。参拝は避けるのがベターです。初詣に行くなら、1日から7日の間に出かけるようにしましょう」
●おさい銭は天の数を意識!
おさい銭の金額は、神様につながりやすいとされる数字で、少額ではなく神社の修繕に役立つような金額にすることがポイントだそう。
「3・6・9は“天の数”といい、神様につながりやすいとされる数字。たとえば1+8+0=9(180円)、2+4+0=6(240円)など、各桁の数字の合計が3・6・9になる金額になるように」
●「~してください」のお願いは逆効果!
おさい銭を入れ、神様にごあいさつするときにも注意が必要!
「よく言われる名前や住所を心のなかで言わなくてもOK。日ごろの感謝を伝え、『今年はパートを始める予定で、家族仲よくすごせる年にしようと思います』など、神様に自分の決意を伝えるようにしましょう」
神様に愛されれば、おのずと願いは叶い始めるといいます。
●おみくじは結ばず、家に持ち帰って保管
おみくじで大吉が出たら持ち帰り、それ以外は神社に結んで帰る人も多いですが、意外にも神社で結ぶ決まりはないそう。
「おみくじは神様からのメッセージ。持ち帰って手帳などにはり、一年の間に何度も見直すといいでしょう。凶も決して悪いことではないので、ご神託としてしっかり受け止めることが大切です」
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