敷地の余白が増え、光や風を入れやすく、緑も配しやすい
すべての画像を見る(全11枚)敷地はある程度確保されており、そこにコンパクトな家を建てた場合、敷地の余白は多くなります。隣家との離隔距離も確保しやすい条件に。これによって双方の家に光や風が入りやすくなり、快適な環境がつくりやすくなります。また、敷地の余白が多くなれば植栽も入れやすくなり、緑うるおう環境にも。
もっとも、建物が敷地いっぱいに…といった都市型の住宅となると、事情は変わってくるでしょう。
プライバシーを確保しやすく、採光や眺望を生かせる
敷地の余白が多くなれば、道路や隣家との間に塀や植栽を配して、プライバシーを確保しやすくなります。プライバシーを確保すれば、昼間はカーテンをあけて採光や眺望を生かせます。暮らしがよりいっそう快適になることでしょう。
コンパクトさを強みにするなら、入念なプランニングを
コンパクトな家にはこのようにさまざまなメリットがあります、しかしその分、新築や改修の計画段階で考えるべきこと、注意すべきことも多くなってきます。
限られたコンパクトな面積で快適な住まいを実現するのですから、住まい手の暮らしぶりや持ち物の情報が、きちんと落とし込まれた間取り図をつくる必要があります。建築の細部(ディテール)の工夫も大切になるでしょう。
ぜひ、信頼できて気の合う設計士を見つけて、快適な「コンパクトな家」を考えてみてはいかがでしょうか。