間取り(リノベーション前後)
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リノベーション後
和室とLDの間の壁を取り払い、広いLDKに変更。閉鎖的で暗かったキッチンを移動し、開放的で明るい対面キッチンに。リビングの一角にはワークスペースを新設。北西側の1室は思いきってなくし、ウォークインクローゼットと土間の拡張に活用しました。
キッチンはLD側から見えないレイアウトで生活感を消す
キッチンは位置を変えてオープンな対面式にし、作業しやすいL型に。横の壁に貼られたタイルがアクセントとして効いています。「大理石のようなマーブル柄のタイルをランダムに貼り、整然とし過ぎない感じにしました」。
キッチンとワークスペースの間に仕切りがあるため、夫も仕事に集中しやすいという間取りの工夫も。
コンロの脇に壁を立て、その奥に冷蔵庫と家電を収納。リビングダイニング側から見えないレイアウトで生活感を消しています。
キッチンの位置変更にともない、給排水管の取り回しのため二重床に。その分天井の躯体を現しにして高さを確保しつつ、インダストリアルな雰囲気を創出。
LDK以外の場所にもインテリアが映えるこだわりが!
玄関側にあった部屋を、ウォークインクローゼットと土間スペースに変更。「以前の玄関は本当に狭かった。土間をつくったおかげで入ったときの開放感が違います」。
壁のように見えるのは、大きな靴収納。奥に棚をつけて水のストックやキャンプ用品などを収納。
玄関を入ってLDK方向を見たところ。右側の面がフラットで、ワークスペースの存在がひかえめ。
寝室には、ミッドセンチュリーを代表するデザイナー、ジョージ・ネルソンのバブルランプを設置。
「主役級のランプなので、本来はリビングなどで使う人が多いみたいですが、やわらかな光が寝室にピッタリで購入しました」。ちなみに寝室と廊下はガラスの引き戸で仕切られ、開放感を満喫できる工夫。
洗面室も極力スッキリさせたいと、収納部を壁面に造作。
浴室は予算上ユニットバスを採用。質感アップを狙い、床にタイルを上貼りしています。