間取り（リノベーション前後）
リノベーション前
リノベーション後
キッチンをはさんでリビングとダイニングが分かれていて使いにくかった1階は、キッチンを北側に移動してリビングダイニングをゆったりとさせました。ダイニングとリビングにはそれぞれ大型の収納を新設。
高台に位置するOさんの家の庭からは横浜の街が一望でき、視界が抜けて気持ちよさげ。ガーデニングが趣味の妻が手入れをする庭には、季節ごとにさまさまな花が咲き誇ります。とくに5月は丹精込めて育てているバラが柵沿いに咲き、さながらバラ園のようだそう。
取材時に満開だったのはアナベル。手入れが容易ながら白く大きな花を咲かせるので、切り花にして部屋に飾ったり、近隣に配ったりすることも。
アプローチの壁に張られたレンガは、なんと10年ほど前に夫がひとりでDIYしたもの。外壁の雰囲気とも相まって、いい味を出しています。
木が傷んでいたウッドデッキは撤去して新設しました。イスを置いてここでリラックスすることもよくあり、アウトドア派の夫のお気に入りの場所となっています。
重視したのは片づけや掃除がしやすい家にすること
キッチンの背面には大型の収納を造作。左側は家電類の定位置とし、その棚の高さに合わせて引き出しを家具店でオーダーしました。
フルオープンのキッチンは生活感が出やすいのが難点ですが、「作業をしながら片づけるようにしているから、気にならない」と妻。
洗面台はあえて下まで収納がないものを選びました。掃除がしやすく洗濯カゴなどが置けて便利とのこと。
「洗濯パンの周りは、ホコリや髪の毛がたまりやすいのに掃除がしにくいので、本当に困っていた」と妻。そこで洗濯機置き場を別に設け、扉も新設。掃除が格段にラクになったそう。
リビングから廊下と階段を見たところ。階段には新しくアイアンの手すりをつけて軽やかに。
壁全面にあった玄関のゲタ箱をセパレートタイプに変更したほか、右側の壁をエコカラットで仕上げ、姿見をつけました。
2階は間取りの変更をせずに内装だけを一新。こちらも白を基調にした内装に。
2階の主寝室。壁の一面をグレーのアクセントクロスにして、モノトーンで統一しました。
