●自分が管理できるものだけでも処分してみよう

なんとなく置いてある昔の裁縫道具
なんとなく置いてある昔の裁縫道具
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とはいえ、自分のものはなかなか客観的に見られず、捨てられていませんでした。

今回、「もし引っ越すなら…?」を投げかけてみて、
「今は置く場所があるし、いつか使うかもしれないし、捨てる気がなかったけれど、“すてきな部屋”に引っ越すときには置いて行くかなぁ」
そんなものがたくさん見つかりました。

・昔やっていたお稽古道具
・ボタンしかつけないのに、いろんな色の糸
・子どもが小さい頃のお弁当箱・水筒(なぜか増えます)
・古い期限ぎれの書類・パンフレット
・使っていない家電
・昔のスマホケースやガラスフィルム
・お客様用だけどお客様には使わない謎の寝具

などなど…。
それって今捨てても多分困らないものです。

 

あなたもぜひ押し入れやクローゼットをあけて、引っ越しに持って行きたくないものとお別れしましょう。
冬休みに入ってから、家族と一緒に「持って行きたいものだけ」を取り出してより分けてみてもいいですね。この方法は、服の取捨選択にも使えます。

捨てる瞬間は、「もったいない」「●●にもらったのに」「捨てるなんて時代に逆行してない?」と心が痛みます。
でも、その経験によって、次にものを買うときにとても慎重になり、本当に必要かどうかを吟味するでしょう。長く使えるものを見極める目が育ちますよ。

そしてなにより、捨ててあいたスペースを見ると達成感に気持ちがすっきり、暮らしやすくなること間違いなしです。

 

●「捨てる基準」をしっかり決めてから片づけに取り掛かりましょう

整理整頓の「整理」とは、不要なものを捨てること。そのうえで、「整頓」=ものを使いやすく収納します。

私は小さい頃から得意なことは「整理整頓」と言っていましたが、じつは「整頓」が好きなだけで、「整理」はあまり得意じゃなかったのかもしれません。

でも、魔法の言葉を聞き、捨てる基準を知ることで「整理」もしやすくなりました。片づけの参考になればうれしいです。

 

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