年齢に伴い変化する暮らしに合わせ、ものとの向き合い方も見直してみることが大切です。70代の小笠原洋子さんに、手持ちのもので日常を楽しむコツを教えてもらいました。
「持たずに」暮らしを楽しむ方法
3LDKの団地に住む小笠原さんは、「使えなくなるまで使う」のがモットー。見直してみると、身の回りにはまだ使えるものがたくさんあります。
●アクセサリーはある分だけ。身につける以外にも楽しむ
すべての画像を見る(全5枚)アクセサリーは小さな引き出しに収まるだけに。
「ちょっと派手かな…? という、身につけなくなったものは壁やバッグに飾って楽しみます」
たとえば、鏡の装飾にヘアアクセサリーをつけてみたり、ブローチをカバンにつけたり、常識にとらわれない楽しみ方をしています。
●靴箱がなくても、テレビ台を靴箱代わりに
使わなくなったテレビ台は、靴箱の代用にしています。
「普段履くものはブロックの上に板を渡してその下に。出しっぱなしでも玄関がすっきり」
●本は図書館で借りるのが日課
「読書は好きですが、多くの本を所有するのはやめました」。
図書館なら新旧あらゆる本がそろうので便利です。