生活用品のストック管理は、暮らしのなかで手間のかかる家事のひとつ。「半年から1年分ストックすると決めてしまえば、管理がぐんとラクになります」と話すのは、団地ですっきり暮らしを送るブロガーのやまだめがねさん。今回はやまださんに、ストック管理のコツを教えていただきました。
すべての画像を見る(全6枚)もたない暮らしでも、日用品はストックしておく
築40年の団地に50代の夫婦ふたりで暮らしている、やまだめがねさん。ものをなるべくもたない生活を心がけていますが、日用品は別。今は半年分から1年分のストックをきらさないようにしているそうです。
「きっかけはコロナ禍でした。ちょうど引っ越したばかりだったのですが、スーパーやドラッグストアのどこになにが置いてあるか、勝手が把握できていないうえ、品薄状態が続いて不安な日々を過ごしました。日用品の手もちが少ないと心細いし、安売りになるのをその都度チェックするのも大変。それでストックを増やすことに決めました」(やまださん、以下同)
使う商品を固定し、消耗スピードを把握することが大事
やまださんが、1年分の日用品のストックを確保するために実践したポイントは2つ。兼用できる商品を使うことと、消耗スピードを確認することです。
「メーカーや商品を頻繁に変えると、まとめ買いができません。わが家にはどんな日用消耗品が必要なのか、どのメーカーの、どの商品を使うのかを決めることから始めました。商品はなるべく用途を兼用。使いきるのにどのくらい時間がかかるかを計測し、いくつストックすればいいかを考えました」
たとえば、やまださん宅の洗剤はココナツ洗剤でほぼ統一。洗濯洗剤、台所洗剤、手洗い、ボディシャンプーとして活用しています。
「2Lの大容量タイプをストックしています。ひとつ使いきるのに半年かかるので、わが家は2個のストックがちょうどいい。ポンプを差し替えるだけで、つめ替え不要なのもポイント高めです」