生活の手間を省くためには、なるべくシンプルに暮らし、ゴミを減らしたいところ。アラフィフの夫婦ふたりで暮らすミニマリストの本多めぐさんは、食品用ラップを使わないようにしているそう。その代用品と減らすコツについて教えてくれました。
捨てずに活用。食品用ラップを減らして小さな節約に
余った食品の保存に、使い捨ての食品用ラップはとても便利。電子レンジや冷蔵庫と相性がよく、暮らしに欠かせないものです。
とはいえ使うたびにゴミになり、消耗品ですから買い続けるため、お金と手間もかかります。最近は日用品の物価も高くなったので、節約したいところ。
今回は、ズボラな人でも無理なくできる「ラップを減らす3つの方法」を紹介します。
●1:ダイソーの繰り返し使える製品を活用
ラップを減らす1つ目の方法は、ダイソーの「シリコーン伸びラップ」と「シリコーン蓋」を使うこと。どちらも器に合わせて形が変わるカバーで、繰り返し使えます。
すべての画像を見る(全8枚)伸びラップはペタッとくっつくので、様々な器に使えます。「伸びる」というより「粘着力」が強いです。洗剤で洗って何度でも使え、レンジ加熱も可能です。
液体を入れたコップにも密着します。少しくらい傾けてもこぼれません。
陶器やガラス製などで、表面に凹凸ないデザインの器がいちばんくっつきます。プラスチック製の器や、木目のように表面に凹凸がある素材はややくっつきにくいです。
15cmの伸びラップが使いやすいのでおススメです。
難点は、香りが強いおかずを包んだときににおいが移ること。プラスチックの保存容器と同じように、香りがきついものは避けた方が無難です。
もうひとつ、シリコーン蓋はお茶碗にご飯をよそって、そのままフタをかぶせて置いておくとちょうどよいです。
私はまとめてご飯を炊くため、残りご飯を茶碗に入れてこのフタをかぶせるのが定番の使い方になっています。適度にしなって、ご飯が空気に触れるのを防いでくれます。
シリコーン蓋は直径12cmのものが売られていました。一般的なサイズの茶碗にはピッタリです。
●2:保存容器やフタつき容器に入れる
そもそもですが、フタつきの器を使うことでラップの使用を減らせます。プラスチック製の保存容器や、陶器やホーロー製の保存容器などがありますね。移し替えて保存するとラップは不要になります。
今まで、余った食材はお皿に乗せたままラップしたり、ご飯などはラップに直接くるんでいました。容器に移し替える手間はありますが、ラップを使わないと決め、なるべく移し替えるようにしています。