家づくりの際、コンセントのベストな数や位置を考えるのはなかなか難しいもの。日刊住まいライターは、5年間暮らしてみて、大正解だったコンセントと後悔しているコンセントがあると感じています。その位置や理由について、詳しく紹介。ストレスない家づくりをするための参考に。

コンセントのイメージ
コンセントのベストな位置と数を決めるのはなかなか難しい
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玄関は想像以上に使う場面が多いので、つけて大正解

玄関のシューズクローゼット内にコンセントを設置

5年前にハウスメーカーで家を建てた筆者。玄関には、収納カウンターの上と玄関ホール、シューズクローゼット内にコンセントを設置しました。

クリスマスツリーなど季節飾りの照明、防災用のライト、またDIYに使う電動ドライバーの充電など、玄関では想像以上にコンセントを使うことが多いです。多めに設置しておいてよかったと感じる場所です。

 

階段下収納の中はルーターや掃除用具の充電に

階段下収納の中に設置したコンセント

階段下収納の中には、Wi-Fiルーターや掃除用具の充電用にコンセントを設置しました。目につきやすい場所にルーターなどを置きたくなかったので、収納の中につくって正解でした。

ほかにもプリンターや太陽光発電用のモニターなどを、この階段下収納の中に置いています。生活スペースにゴチャゴチャした配線が出てくることがなく、すっきりと使えて満足。

 

ベッドサイドはスマホの充電や布団乾燥機にも

ベッドの高さを考慮してコンセントを設置

スマホの充電用などに、ベッドサイドにコンセントを設置しました。床付近ではなく、ベッドより高い位置をチョイス。ベッドに寝転んでいても手が届きやすく、とても使いやすいです。

充電だけでなく、布団乾燥機や布団クリーナーを使う際もコンセントを使用するので、使いやすい高さにしておいてよかったと実感しています。

 

ダイニングテーブルの近くにつければよかった

ダイニングテーブルから少し離れた壁にコンセントを設置

深く考えずに、ダイニングテーブルから少し離れた壁にコンセントを設置したのは大失敗でした。延長コードを使えば少し遠くても大丈夫だろうと思ったのですが…。実際にホットプレートなどをテーブルに置いて使ってみると、手持ちの延長コードの長さがたりません。また、コードに足が引っかかりそうになる場面も。

ダイニングテーブルの近くにコンセントをつけておけばストレスがなく、もっと使いやすかったのでは、と感じています。

 

洗面所の壁に設置すればよかった

洗面化粧台の収納内についているコンセント

洗面所で使えるコンセントが少ないのも、後悔しているポイント。洗面化粧台の鏡裏についている2つのコンセントしかありません。上についているコンセントは使いにくく、ほぼ下についているコンセントだけを使っています。

家族がドライヤーをしているときに、アイロンを使いたい場面などもあるので、洗面所の壁にコンセントがあれば便利だったのに、と後悔しています。