ライフオーガナイザーとして活動しているsaoriさんは、72平米の家に家族3人暮らし。家具やインテリア雑貨が大好きだというsaoriさんの家には、魅力的なディスプレイコーナーやヴィンテージの家具がすっきりと並んでいます。「ミニマルな家でも好きな家具やインテリア雑貨を思いきり楽しむことはできる」とsaoriさんは言います。好きなものを置きつつもスッキリと暮らすコツについて、お話をうかがいました。
すべての画像を見る(全6枚)小さくてもすっきり暮らしを叶える簡単なルール
なかなかすっきりをキープするのは、大変…。そんな風に思う人も多いかもしれません。でも、じつは難しいことはなく、簡単に実現できるものばかりでした。
●部屋を撮影して客観視してみる
もともと家具やインテリア雑貨が好きだったというsaoriさん。インテリア雑誌やおしゃれな家のインスタグラムをよくチェックしていましたが、あるときふと「私もインスタグラムを始めてみようかな?」と思い、自宅の写真を撮り始めたそう。しかし、お気に入りのインテリアばかりのはずなのに、いざ写真に撮ってみるといまいち気に入らず、ものをどかしながら撮影を続けていたと言います。
●不要なものをどかして、一時保管BOXに入れておく
「撮影をするようになってから少しやったころ、写真を撮影するときにどかしているものは、今の自分にとって必要のないものなのではないかと思うようになりました」
購入したときには必要だったものも、時間の経過とともに要らなくなることもあります。そうは言っても自分にとって必要のないものを判断するのはなかなか難しいもの。そういうときこそ、客観視することがおすすめです。
やり方は簡単で、一時保管BOXに入れ、半年~1年くらい物置で保管しておくだけ。その間に「やっぱり必要だった」と思うものもありますが、必要ないものも多く見つかるそうです。
saoriさんはこの方法で、写真を撮り始めてから半年~1年くらいかけて写真を撮り続けながら家中を片づけ続けました。最終的に、家の中のアイテム数は半分くらいになったそうです。家の中は意外と要らないもので溢れているのですね。