●リビングには私物を置かない
すべての画像を見る(全6枚)写真を撮影しているときに邪魔になっていたのは(今の自分にとって必要ない)インテリア雑貨のほか、放り置かれた家族の私物でした。それに気づいてからは、リビングに個人のものを持ち込まないように決めたそうです。
「このゆるいルール決めはとても有効で、それまではテーブルやソファーテーブルがもので溢れているのがデフォルトだったのに、これを徹底してからはリビングが散らからなくなりました」
家族共通で使用するものは爪切り、ハサミ、最低限の筆記具、リモコンくらいなもの。実はリビングに置いておかなければいけないアイテムは意外に少ないので、私物を片づけるだけでもリビングをすっきりさせることができるそうです。
●家中すべての片づけをがんばらなくてもOK!
「私は寝つきが良いので、寝室はあまりこだわっていません。リビングが大好きで、1日の8割くらいをここで過ごします。家族みんなが自分の時間をゆったりと過ごせることを意識してリビングを構成しています」
家中スッキリと片づけてはいるものの、リビングが一番手をかけている部屋だと言います。saoriさんの理想の家は、帰ってきてホッとできる家。そのため各自が自室にこもりっぱなしにならず、リビングで各々好きなようにリラックスして過ごせる、ゆるく家族を感じられる家を目指しているそう。
すっきり暮らしをしようと思うと、家中全部をきっちり片づけなければならないような気になりますが、部分的に気合いを入れるだけでもいいとsaoriさんは言います。
場所の選定は、自分や家族が多くの時間を過ごす場所にするとスムーズ。普段過ごす場所を大切につくり上げることが、暮らしを楽しむ秘けつなんですね。