リビングとの距離が近いことはデメリットも

ただ、共有スペースと子ども部屋を隔てるものがドア1枚なので、やはり生活音が伝わりやすいというデメリットがあります。

22時近くに塾から帰ってきた長男が、そこから夕食を食べたり、ガチャガチャ音を立てたりしていると、どうしても二男の部屋に伝わってしまいます。そのため、二男が寝つけず、結果的に上の子どもの生活リズムに引きずられてしまうことも。

子どもたちが幼く、ふたりとも同じ生活リズムで過ごしていた時期は気になりませんでした。しかし、成長してそれぞれの生活リズムに違いが出てくると、この距離の近さがネックになる場合もあるなと感じています。

わが家は当てはまりませんが、夜遅くに大人がテレビを観るような生活スタイルの場合なども、音の伝わりは気になるところではないかと思います。

今後、子どもたちそれぞれの成長ステージが変わっていくと、気づいていない別のデメリットが出てくるかもしれません。

とは言え、それを差し引いても、当初目指していた「すぐに使える子ども部屋」は実現しました。生活スタイルや子どもの年齢などによって向き不向きはあると思いますが、わが家は子ども部屋をLDKのすぐ隣にして大満足。これまで8年間、そう実感しています。

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