53歳の漫画家・古泉智浩さん。古泉さん夫婦と母(おばあちゃん)、里子から養子縁組した長男・うーちゃん、同じく養子になった長女・ぽん子ちゃんという家族5人で暮らしています。記念すべき連載100回目の今回は、ぽん子ちゃんのオネショと古泉さんオリジナル「桃太郎」についてのお話です。
ぽん子ちゃんのオネショは止められない!?<古泉智浩の養子縁組やってみた100>
4歳の養子のぽん子ちゃんはオムツがとれるのが早くて、小2のお兄ちゃんが5歳までオムツをしていたのに、2歳のときにもう外していました。オネショもあまりせず、女の子は手がかからないと聞いていたけれど、こういうことだったのかと実感したものでした。
●オネショの原因は「がぶ飲み」!?
ところがここ最近、急にオネショをするようになってしまいました。
原因ははっきりしていて、寝る前に水分を摂り過ぎなのです。
「ぽん子ちゃん、夜にそんなに飲んだらおしっこもらすよ!」
夕食中にコップに牛乳や豆乳を自分で注ぐと言って、子ども用のコップならまだいいのですが、大人用のマグカップに並々と注いでしまいます。ぽん子ちゃんはなんでも多めにほしがる子です。残してももったいないし、全部飲むとオネショをします。
飲み物のストックも減りが大きくなるので、物価高の昨今、適量にしてほしいです。
夕食時だけでなく、布団に入って寝つくまでアマゾンブライムビデオで『ポケットモンスター』のアニメを見ている途中で水を飲みたがります。ぽん子ちゃんに夜、「そんなのダメだよ」などと強く言うと、怒って泣き出すなど騒動が起こり、眠気が完全に消滅して大変な苦労をする羽目になります。
「お水のんでくる」
「ちょっとだけだよ。いっぱい飲んじゃダメだよ」
ちょっとだけ飲むならいいと許可しているのですが、これが本当に少しだけ飲んでいるのかどうか不明です。もしかしたらがぶ飲みしているかもしれません。
●ぬいぐるみをきれいに並べるぽん子ちゃん。オネショ&寝相の悪さが続きます
ここ最近ほどではないにしても、以前よりオネショは時々していて、普段からオネショ用の防水シーツを使っています。
ところがぽん子ちゃんは布団をデコレーションするのが大好きで、防水シーツの上に猫ちゃんやクマちゃん、ポケモンやキティちゃんなどぬいぐるみをきれいに並べて、彼らに夏用の布団をかけてあげて、その上にぽん子ちゃんが寝ます。
一緒に布団に入ればセーフなのですが、夏がけの上に寝ているので、オネショをすると掛け布団が濡れてしまいます。幸い、夏がけは薄いので洗濯機で洗うことができました。
頼むから、シーツの上に布団を敷いて寝ないでほしいとお願いしたら、今のところそれが続いています。本当に寝相が悪いので、防水シーツがめくれている日もあり、起こさないように直すなどデリケートな作業をしています。
ここ数日はとくにひどくて、ほぼ一日おきにオネショをしています。パンツに少しだけオネショしていて、奇跡的に布団もシーツも無事だった日もあります。
夏の間、なぜかお兄ちゃんが肌着とパンツで寝るようになり、するとぽん子ちゃんも真似をして、パジャマを着ず肌着とパンツで寝ています。だんだん寒くなって来ていますがパジャマを着ないで寝ることが気に入っているようで、かたくなにパジャマを着ません。
コロナが始まってから風邪が全然流行らなくなっていますが、おなかを出して寝ていていいわけがありません。寝相が悪くてかけ布団を蹴ってどかしてしまいます。夜中に僕がトイレで起きたときには布団をかけていますが、次にトイレに起きたときはめくれています。僕は夜間頻尿で3~4回目を覚まします。