人工木のボーダーフェンスを設置
すべての画像を見る(全17枚)次に、ボーダフェンスの設置について。設置の目的は、お隣との境界線になっている古いブロック塀を隠すため。ブロック塀が古くて、家の中からの景観を損ねていたのです。
また、塀が低くて、隣家からの視線が気になったので、高さがある人工木のものを選びました。
組み立てたら、地面にさすだけ。設置はとても簡単。送料はかかりますが、業者に依頼するよりも、費用をかなり抑えることができました。
小道沿いに、グランドカバーをいろいろ植える
最後に、グランドカバーを小道の周りに植えていきました。芝にも憧れがありましたが、手入れが大変そうなのでやめました。
ちなみにグランドカバーとは、はって地面をおおうタイプの植物。踏まれても強いものや、繁殖力のあるものをネットで調べて、ホームセンターなどで購入。
調べていて、知ったことがあります。種が飛んで爆発的に繁殖するタイプのものは、早くグリーンカーペットになるけれど、思わぬ場所にも飛んで広がりやすいこと。近所迷惑になったりすることもあるそう。
たとえば、クラピアとヒメイワダレソウは、見た目がそっくりですが、クラピアは品種改良されていて、種が飛ばない品種。一方ヒメイワダレソウは、かなり繁殖するそうで、環境省被害防止特定外来種リストの重点対策外来種にあたります。植える側の知識も大事だなと学びました。
セダム、アジュガ、クラピアから植えはじめ、クローバー、リシマキア、ダイコンドラなどを増やしていきました。庭づくりを学ぶにつれて、庭も立体感を出すのが大事と知り、少し高さのある植物も間に入れてみたり。
この写真は入居2年目の様子。グリーン1色よりも、花で色を加えた方がグリーンも引きたつと気づき、野草っぽさを感じる花も植えてみました。
ビーダンス、アレナリアホワイサマー、ベロニカオックスフォードなどなど。
結果2年目は、はなやかさも楽しめました。ただ一方で、枯れた花の処分や、のびすぎた茎や葉の処理など、手間も少し増えました。変化を取り入れるたびに、悩みもありますが、植物に関する知識が、家を建てたこの2年で増えたなと感じます。
時間の経過、季節によって変化していく庭が好き
わが家はリビングダイニングから庭がいつも見えるので、変化も感じ取りやすいです。「リシマキアの花が咲いている!」「クラピアが伸びてきた!」「キノコがどんどん生えている!」など。自分たちでつくった小道が見えて、季節とともに、植物の変化がみられて。
窓からの景色は、変化する風景画。とても気に入っています。
グランドカバーは、1年目はなかなか成長しませんでしたが、2年目の今年の夏、全体的によく伸びてくれました。アプローチ脇の地面が見えなくなる状態が理想。あともう少し、時間がかかりそうです。3年目が楽しみ!
ここまで紹介したように、難易度の高いことは、筆者はとくにしていません。ネットなどで調べて、購入しやすいもの・使いやすいものをマイペースに庭に取り入れてきただけです。
それでも、わが家の庭の仕上がりにはとても満足。わが家の一部を自分でつくったという達成感を得ることができました。これからも、わが家の庭いじりの楽しみを大事にしたいと思っています。