家づくりにおいて、ちょっとした設備が「あってよかった」と思えるとうれしいもの。約2年前に家を建てたライターは、アイアンのハンギングバー、いわゆる室内物干しをつけてよかったと実感しているそう。その理由を詳しくご紹介します。
すべての画像を見る(全6枚)外干し派でも、室内で洗濯物をかけておく場所は必須
筆者の住まいは、延床面積86.94平米(約26坪)の2階建住宅。夫婦と子ども2人で暮らしています。家を建てるときに絶対つけたかった設備が、アイアンのハンギングバーです。
わが家の洗濯は基本的に乾燥機ではなく、外干し派。外に干していた洗濯物の乾きが甘いとき、雨が降ってきたとき、そもそも外に干せないときに洗濯物を一時的にかけておく場所が必要でした。
あえてリビングに設置したのは、用途を広げるため
このハンギングバーは洗面所から出てすぐの一角(リビング内)に設置しています。洗面所内にバーを設置することは、打ち合わせ当初から考えていませんでした。
理由は、ランドリールームにするには狭すぎるから。
一般的には洗濯機からすぐの場所、洗面所内に室内干しを設置するものですよね。狭い洗面所でジャマにならないように、昇降式やワイヤータイプを選ぶという手もありました。でも根がズボラなため、バーを降ろしたら降ろしっぱなし、ワイヤーをかけっぱなしになる可能性大。
そしてもうひとつ、リビングは洗面所とクローゼットのちょうど中間に位置する場所で洗濯物を戻しやすいという理由もあります。
上の写真でロールスクリーンが下りているところが洗面所。洗濯物を干している右側にあたる部分がファミリークローゼットです。乾いたらそこにすぐ戻せる動線を考えました。最短距離なので、かなりスムーズです。
そしてリビングのインテリアアクセントにもなっており、見た目にも大満足。黒はナチュラルな木の家をキリッと引き締めてくれます。アートを飾る場所としても活躍中です。
子どもが学校でつくってきた作品や、季節のスワッグを引っかけるなどして楽しんでいます。