●どうしてすぐにネットワークビジネスだと気がつけたのか?

じつは学生時代、大学の夏休み前に、マルチ商法やねずみ講のような団体の勧誘に生徒が引っかからないようにするため、学校側が注意喚起するために開催したセミナーに参加したことがありました。

お茶会の目的が教育商材を売ったりインストラクターの資格を取らせたりするためのビジネスだと気がついたとき、あのときのセミナーで紹介されていた怪しいビジネスの構造と似ているなと思い出せたのがよかったです。絶対に関わってはいけないと熱弁していた先生の顔が思い浮かびました。

華やかな女性たち
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あれ以降、例のママがSNSにアップしているお茶会やセミナーでのきらびやかな集合写真を見ると、このときの集まりを思い出し、ドキっとしてしまいます。

●本当の目的と違うと感じたら…

特定商取引法では、事業者に対して、勧誘開始前に事業者名や勧誘目的であることなどを消費者に告げるように義務づけられています。本来の目的を隠して勧誘されていると感じたら、この「特商法」の話をチラっと出してみたらすぐに帰れたという人もいました。

勧誘?

疑ってばかりはよくありませんが、家事や育児、介護に忙殺される主婦の悩みにつけこんで、さまざまな形で声をかけてくる怪しい人たちがいるのも事実。

お茶会や習い事と思い込んで出かけて行ってしまった先で、その集まりの目的が本来の趣旨と違うなと感じたら、すぐに逃げるのがいちばんです。