涼しい日も増え、衣替えやインテリアの模様替えなど、次の季節に向けた準備をし始める人も多いのではないでしょうか。そうした準備に加え、季節の変わり目は体調にも気をつけたいもの。年齢を重ねると、更年期なども重なってさらに不調を感じてしまう場合も。ここでは、現在50代、築50年越えの団地でのひとり暮らしを楽しんでいるというブロガーのきんのさんに、季節の変わり目にやっていることを教えてもらいました。
50代おひとり様が「季節の変わり目」にやっていること5つ
すべての画像を見る(全8枚)食欲の秋、読書の秋、芸術の秋、これからのシーズンは楽しみがいっぱい! 思いきり楽しみたいけれど、季節の変わり目は体の調子が今ひとつ。50代前後は更年期の影響もあり、思うように動けない日もあります。
衣替えや冬支度もせねばならず体がついていかないときもありますが、無理せずのんびり夏じまい、冬支度を整え、体のメンテナンスをすることで、季節の変わり目を楽しみつつ暮らしています。
●1:持ち物点検
・防災グッズ点検&入れ替え
出番はない方がいい防災グッズですが、いざ使おうと思ったら使えないでは困ります。点検しながら、夏仕様のクールグッズ(保冷剤、冷却用品など)から冬仕様(カイロ、厚手の靴下やヒートテックなど)に入れ替えます。おひとり様だからこそ、しっかり備えておきましょう。
・夏服を手放す&冬服の状況確認
衣替えの前に点検を兼ねて、手持ち服の整理をしています。着るかもしれないと取っておいた夏服、結局この夏出番がなく終わってしまったなら手放し時です。シーズン終わりなら未練も少なく、捨てやすい。
しまい込んでいた冬服にシミやほつれがあれば補修可能か確認し、無理ならさよならします。そうすることで、冬に向けて計画的に買うべき服を考えられます。
・季節家電の掃除&点検
夏にヘビロテした扇風機やエアコンなどは放置せず、掃除します。ちょっとの手間で長持ちするし、次の季節も快適に使えます。冬に使うヒーターやコタツなどの点検も早めにしておけば、いざ必要になったときに壊れていて慌てて購入する、といったこともありません。
●2:体のメンテナンス、自律神経を整える
季節の変わり目は体の不調が出やすいとき。頭痛、肩こり、関節痛、イライラ、だるくて朝起きられないなど、若いときにもありましたが、50代は更年期と重なってより深刻な状況です。不安になりすぎず、今はそういうお年頃と受け止め、自分に合った方法で体をメンテナンスするようにしています。たとえば、
・朝起きたらヨガ、または寝たまま深い呼吸をする
・イライラしたら3秒口角上げ
・ながらマッサージ
・首を温める
・体が温まるものを食べる
・ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる
・夜の10分リラックスタイムをつくる
・整体、マッサージに行く
「しなくてはいけない」となると精神的負担になるので、毎日スケジューリングせずに1つか2つできたらOKという感じで、気軽にやっています。
夜の10分リラックスタイムは、気力がある日はヨガやストレッチ、のんびりしたい日は読書や音楽を聴きながらホットミルクやハーブティを飲んで過ごします。罪悪感を感じつつ好きなスイーツを楽しむ日もあります。一日の終わりに気持ちよく過ごせたら合格です。