実際にはどんな問題が出るの?
認知機能検査の検査時間は約30分。実際にどのような問題がでるのでしょうか? その一部をご紹介します。
これからいくつかの絵を見せます。一度に4つの絵を見せます。それが何度か続きます。後でなんの絵があったかをすべて答えていただきます。絵を覚えるためのヒントも出します。ヒントを手がかりに覚えるようにしてください。1セット(4つの絵)につきおおむね1分で覚えてください。
(制限時間:1分×2セット=2分)
引き続きヒントを手がかりに絵を覚えてください。1セット(4つの絵)につきおおむね1分で覚えてください。
(制限時間:1分×2セット=2分)
少し前に、何枚かの絵をお見せしました。なにが描かれていたのかを思い出して、できるだけ全部書いてください。
(制限時間:3分)
今度は回答用紙の左側にヒントが書いてあります。それを手がかりにもう一度なにが描かれていたのかを思い出して、できるだけ全部書いてください。
(制限時間:3分)
いかがでしたか? 意外と難しいですよね。
高齢ドライバーの問題は決して他人事ではありません。ご家族に75歳以上のドライバーがいる方は、その方と運転免許の自主返納も含めて、話し合うことをおすすめします。
発売中の『運転免許認知機能検査模擬テスト2023年版』(扶桑社)では、ここで紹介した以外にも4パターンの検査の模擬テストを掲載しています。ぜひチェックしてみてくださいね。
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2022年5月に新しくなった認知機能検査に紹介をポイント別で解説。新検査の問題を4パターン収録し、新設された「運転技能検査」と「高齢者講習」についても詳しく紹介! 75歳以上の高齢ドライバーの不安も、この一冊で解消します!