●いじめが原因で転校。親の負担は大きいけれど背に腹は代えられない

「息子が小学1、2年生の頃、子ども同士は遊んでいるだけの感覚だったようですが、馬乗りになったり、お腹をパンチされたり。エスカレートしていて、いじめにつながっていると思ったため、転校しました」(東京都・42歳)

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「娘が小学校のときに、どうしても娘を仲間外れにする子がいたので、親御さんとも話したが、『うちの子はそんなこともしないし、したとしてもそれで友達を分別していくからしょうがないでしょ』と言われました。それからさらにその子の娘への態度がエスカレートしたため、中学は越境をして隣の中学へ通っています」(神奈川県・42歳)

いじめ加害者のなかには、心のケアが必要なケースがあります。しかし、学校に行けなくなってしまうのは常に被害者側で、加害者側の問題が改善されることなく、つらい環境にさらされ続けてしまうことも。転校という選択肢は親にとっても大きな負担を伴いますが、解決策が見つからない場合は、有効な手立てかもしれません。

●周囲のフォローでいざこざを解決できたケース

「友達の子どもの話なのですが、家が近所で親子でずっと仲よしの女の子たちがいました。中学生になり、クラスも部活も同じ。中学2年の夏、3年の先輩が部活を引退するときにどちらも部長になりたくて自己推薦したみたいです。それについてお互い気まずくなり、親もちょっと困ったそうです。最終的に決まったときにはお互いぎこちなかったそうですが、顧問の先生のフォローや友達や後輩などの理解もあり、部長と副部長として現在は仲よくできているみたいです。このトラブルの話を聞いたときに、周りのフォローって大事だなと実感しました」(岡山県・45歳)

学校の先生や地域の大人だけでなく、同じクラスや先輩・後輩となる子どもの様子など、総合的な環境が整っていると、たとえトラブルが起きたとしても、うまく収束できることが多いようです。
いざ子どもがいじめなどのトラブルに巻き込まれたとき、親や身近な大人へ相談したり、SOSを出せる状況か、夏休みの間に話し合える機会がもてるといいかもしれません。