多めにつけて満足!でも後悔していることも
筆者の場合は、入居後のシミュレーションはもちろんですが、とにかくコンセントの数を多めに設置することを重視しました。そのなかで明確になった成功点と失敗点があります。
●リビングには多めにコンセントを設置して正解だった
リビングは家族が集まることが多く、家電製品やスマホの充電など常にコンセントがフル稼働の状態。とくにテレビ回りなどは配線も多く、配線だけでコンセントがすべて埋まってしまうなんてことも。
筆者は、リビングに合計6か所のコンセントを設置しましたが、どのコンセントもまんべんなく常に使用しています。
●部屋の四隅につけておけばよかった
基本的に部屋の四隅につけるようにしたのですが、部屋によって片側に2か所、もう片側に1か所しかつけていない部屋もあります。その場合、ベッドなどを置く位置によっては、片側のコンセントが全部ふさがれて、使えません。模様替えなどもしやすいよう、どの部屋も対角線上、もしくは四隅につけておけばよかったです。
多めに設置すると、生活してみて必要なかった箇所が出てきてしまうのも事実です。しかし、そんなわが家でも、「ここにたりない!」と思うケースも。
6年暮らしてみて思うのは、コンセントが多くて後悔することはないということ。家を建てる際は、コンセントの位置や数をじっくり検討してみてください。