●コの字ラックなどを使って重ねない工夫を

食器
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使いにくい食器棚をつくる要因のひとつに、「何枚も食器を重ねてしまっていること」があげられます。できれば、枚数は少なめにし、異種の食器も2種類までに抑えてほしいところです。

ラックを利用

市販で売っているコの字のラックを利用することで、種類が違う食器もスッキリと片づけることができます。食器を重ねる必要もなく空間も確保できるので、とても使いやすい仕組みをつくりだすことが可能に。こういったアイテムを活用していくことも大事ですね。

●食器の数が多い場合は使用頻度から収納場所を考える

収納の図

食器の数はできるだけ減らした方がいいのはわかっていても、そんな簡単に減らせない…という方には、普段使いのモノとあまり使わないものとの収納場所を分けることをおすすめします。

わが家は義母と同居をしているので、定期的に遊びにくる義兄妹のためにも食器を多めに保有する必要があります。

ですから、普段使わない食器は100均のケースなどにまとめて入れて別の場所に保管しています。必要なときにだけそこから出して使っているので「使ったら戻す」の流れで、みんなが帰宅後は元の位置に戻して、普段はスッキリと片づけられています。

同じものでも使用頻度で区別することで、数が多くても問題なく整えることができるのです。

カゴを利用

収納ケースの選び方は、デザインで選ぶか? コスト重視か? 人によってそれぞれですが、どんなものを選んでも色、形は同じものをそろえて横一列に並べることがポイントとなります。

ちなみに70代の義母と同居中のわが家では、中身が少しでも確認できるメッシュのカゴを使っています。

●収納のコツはものを整列するイメージで仕組みつくりを

積み重ね

食器棚に収納する場合も、引き出しを使って収納する場合も、コツは食器を整列させること。イメージは、学校の体育の時間の「前にならえ」です。

整列させる為のルールと一定の空間を意識して「並べる」ことでラクに使えるキッチンの仕組みづくりができるようになります。

50代からの生活は、ラクに生きるを目標に日々の生活を直してみてはいかがでしょうか?

 

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