推し活って、なにをすればいいの?手軽な始め方

推し活をしてみたいけど、どこからが推し活? 横川さんによると、「推し活は、好きな相手に対してポジティブな行動を起こすこと。ファンレターを書いたり、グッズを買ったり、SNSでコメントするなど小さな行動も立派な推し活」だそう。

手軽に始められる方法を教えてもらいました。

(1) SNSをフォローしてみる

気になる推しができて、SNSをやっているなら、まずはフォローしてみましょう。拡散する場合は、必ずコメントつきでシェアしてみて。その人の価値も上がり、さらなる活躍のきっかけになるかも。

(2) 好きな気持ちを発信してみる

リアルでは言いづらい「好き」をSNSで表明することが、気持ちを高めてくれる手助けに。ファン同士で会話できたり、知らなかった情報を手に入れられるメリットも。推し活が2倍楽しくなります。

(3) 推しに関連するものを買ってみる

イラスト買い物女性
推しがCMキャラクターになっている日用品を買うことも推し活!
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グッズやDVDを買ってお金を使うことだけが推し活ではないんです。たとえば、推しがCMキャラクターになっている日用品などを買うだけでも立派な推し活。暮らしも楽しくなるはず!

 

推し活で人生変わりました!読者体験談

「これから」読者に、人生が変わった推し活についてお話を聞きました。

●51歳、推しを意識することで女性らしさを取り戻せるように

<淳子さん(51歳)>

推し対象:B×Bハルク選手
推し歴:10年
きっかけ:友人のすすめ

人生で推しができたのはこれが初めてでした。友人のすすめで「ドランゴンゲート」というプロレス団体のイベントに行ったことで、B×Bハルク選手に一気にのめり込むように。選手との距離も近く、Tシャツやタオルにサインされるともったいなくて使えないっていう気持ちを初めて味わったんです。

大きく変わったのは、自分が女性だという意識が高まったこと。リングサイド席で試合を観ていると、選手は私の顔をしっかり覚えてくれるので、「ちゃんとした格好をしなきゃ」と気にかけるように。試合前には美容院に行って新品の靴やバッグもその日におろしています。ドラゴンゲートには若い女の子のファンもたくさんいるので、年齢に負けたくないという気持ちにもなっています。

選手に会えるというその非現実を楽しみにすることが、変わらない日常を過ごす原動力になっています。イライラすることも減り、今ではなくてはならない存在です。

体験者さんの写真
選手と写真を撮ることも

試合の日はオシャレに余念がありません。「この日のために体調、美容面を完璧にします!」

 

●49歳、辛かった仕事も推しのおかげで今は元気に乗り越えられた【体験談】

<あんりさん(49歳)>

推し対象:シナモロール
推し歴:5年
きっかけ:グッズを購入

5年ほど前、若手俳優にハマっていた時期がありましたが、彼らのスキャンダルに一喜一憂することに心の負担を感じ始めていました。同時期に仕事が一気に忙しくなり、疲れ果てていた私がたどり着いたのは、サンリオのキャラクター「シナモロール」でした。

仕事の外回り中、あき時間に入ったサンリオショップでたまたま購入したのがシナモロールの小さなぬいぐるみ。バッグに忍ばせて次の仕事先に向かうと驚くほどスムーズに話が進み、救われたような気持ちになりました。

それからは目につくたびにグッズを買い、家じゅうがシナモンに埋め尽くされるように。サンリオピューロランドにも行ったり、先日はショップで開かれるグリーティング握手会に参加してきました。

今でも仕事で嫌なこと、やる気が落ちてしまう日もありますが、キャラクターは人間と違ってスキャンダルもないので、安定した気持ちで好きでいられています。

シナモロールのグッズ
シナモロールのグッズがいっぱい

あんりさんのグッズの数々。「知人からちょっとしたプレゼントとしてもらうことが多いです」

 

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