疲れがとれる「寝室環境」の整え方

ぐっすり眠れて疲れがとれる、睡眠環境をつくる方法を紹介します。

●エアコンはつけたままで、布団を活用して

エアコンはつけたままで、布団を活用して
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暑さが厳しい時季は、ひと晩じゅうエアコンをつけっぱなしにするのが鉄則。「脳にとって最適な環境は22~24℃。体が少し涼しく感じるくらいが脳の適温なので、冬用の布団をかけてちょうどいい室温が目安。頭を冷やし、足元は温めることが脳を疲れさせないコツです」

●ゆったりしたパジャマを選び、湿度管理も忘れずに

ゆったりしたパジャマを選び、湿度管理も忘れずに

入浴後、手足から熱を放出することで寝つきがよくなるので、パジャマには吸湿性の高いゆったりしたものを選ぶと◎。「部屋の湿度は55%以下が理想的。二酸化炭素がたまらないようにドアを5cmほどあけましょう」

●接触冷感グッズより、冷却機能つき素材を選んで

肌に触れると気持ちがいい接触冷感グッズは要注意。「冷感とうたっている商品は冷たく感じる分、汗をかかなくなるので熱中症になる危険性も。使うなら汗を吸着して熱を外に逃がすような冷却機能つき商品を選びましょう」

●右を下にして横向きに寝ると、いびき対策に効果的

舌の根が落ち込むのを防いでいびきを軽減するうえ、体温調節など睡眠中の体に負担をかけない体勢が横向き寝。「胃の出口である右側を下にして寝ると消化器系の働きも促します。抱き枕を活用すれば自然に横向き寝に」