●「おばさんだから」を口癖にしない
大阪人というと自分を落としてウケを狙う傾向があります。大阪人である私は、つい「私って、おばちゃんやから」とわざと年齢を理由に自分を卑下してしまうところがあります。
すべての画像を見る(全5枚)「名は体を表す」ということわざがありますが、名前はその自分の性質や実体をよく表すものだというもです。自分のことを「おばちゃんだから」と言っていれば、そのような実体になっていきます。それでは、そこでおばさんと呼ばれる人の実体とはどいうものでしょうか。
(1) 席に座りたいがために我先にと電車に乗り込む
(2) お一人様1点限りの商品を何度もゲットする
(3) 場所をわきまえず大きな声で話す、笑う
加齢によって注意力が散漫になることはあります。周りのことが見えていない、ある意味自分勝手わがままになっていくものです。一番の問題は「周囲を気遣うことすら思いつかない痛い人」になってしまっていることです。図々しく「おばちゃんだから仕方がないよね~」なんて思わないでいたいものです。
●見た目を手抜きしない
私には25歳の娘がいます。「若さってそれだけで価値がある」と思うときもあります。実際、若いというだけで美しいですもの。日本では、「加齢とともに女性の価値がどんどん下がる」という間違ったイメージを持たれやすいです。
特に50代以降の女性は、年齢を理由にネガティブな感情になりやすくなります。「どうせ自分なんて…」「オシャレしたところで誰も見てないし」と自分の手入れを怠ってしまうと、見た目からどんどん老けていってしまいます。ヘアやメイク、洋服選びも手を抜こうと思えばいくらでもできる無頓着さが「おばさん化」に拍車をかけていくと思います。
このように、どんどんズボラになってしまうので、朝起きたらまずメイクする、また美容院に行けば次の予約を取って帰るという習慣にしています。ところが、「若く見せたい」と思って若づくりすることでも、年齢を強調させてしまうこともあるのではないかと思います。洋服を選ぶときにも、「かわいい」という基準で選んでしまうと失敗してしまうので、今の自分に似合うかどうか試着して選ぶようにしています。
●50歳を過ぎたら、生き方が見た目に出てくる
50歳をすぎたら、もう何歳だって同じようなものです。年齢が顔にでるのではなく、生き方が顔や体にでてくると感じているからです。そのために、存在自体が若々しくあることが大事なのではないかと思います。
年齢を理由に諦めてしまわないように、「やりたいこと」はとりあえずやってみるチャレンジ精神を持ち続けること。そのためには、何よりも健康であること。特に体の軸をしっかり保つために、脂肪を取り除き体感を鍛えることが大事だと思います。そして「肌・髪・爪・歯」などの手入れをキチンとすれば艶が出て清潔感を保つことができます。すると品格も備わってくるように思います。心のゆとりと自分を大事にすることで内面から輝ける女性でいられるように思います。