●コツ4:コの字ラックで「高さ」方向の死蔵スペースをなくす

押し入れ下段についても、高さ活用のために工夫しているポイントがあります。
コの字ラックを設置することで、高さ方向の死蔵スペースをなくしてものを収納することができます。

押し入れ用のラックだと幅が広すぎてサイズが合わなかったので、本来はキッチンで使用する「電子レンジラック」を使っています。「レンジ上ラック 伸縮タイプ」という商品です。

レンジ上ラック 伸縮タイプ RUR-EX

電子レンジの上を便利な収納空間に変えるラックです。幅調節ができるので収納したいスペースの場所により、ぴったりと収納することができます。製品サイズ:幅40~60cm/奥行36.8cm/高さ42.3cm、耐荷重:10kg
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横幅のポールと棚板が伸縮するので、内部に合わせて伸縮してぴったりサイズで使えます。
とくに収納の少なかった以前の住まいでは、下段に本や書類を収納し、上段にもものを置けるようにして、収納をフル活用していました。

 

●コツ5:服以外にもあらゆるジャンルのものをしまえる

押し入れのいいところは、服以外のものもなんでもしまえること。本来の用途として布団をしまうこともできますし、折りたたみマットレスもしまえます。

私は無印のファイルボックスを使って本や書類も収納して押し入れにしまっています。
季節外の家電や、絵の具などの画材や楽器、衛生用品やお泊まりセット、ピクニック用品、防災用の持ち出しリュックなども押し入れにしまっています。

 

すっきりリビング
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部屋の表に極力ものを置かないようにして、掃除しやすく、また防災面でも倒れてくるものが少ない部屋づくりをしたいと考えています。
押し入れの収納力のおかげで、部屋の表をすっきりさせられています。

どんなものでもしまえる懐の深さは押し入れの魅力です。
また、寝具を畳むことで、夜は寝室、昼はリビングや作業部屋など、一つの部屋を多用途に使えるところも大きなメリットです。
「使いにくそう」と敬遠していたらもったいないくらい魅力的な和室。工夫してシンプルライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

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