●コツ2:ハンガー収納兼棚で「奥行き」を活用すべし!

クローゼットのない物件は、押し入れに最初からポールが造作で取りつけられているものと、ポールがついていないものに分かれます。
後者の物件に住んだ際に、クローゼット化に難儀しました。

2m近い長さのある強力つっぱり棒を用意して自力で取りつけてみたものの、服の重さでずり落ちてきてしまいました。そこで出合ったのが、自立式のポールハンガー兼棚です。

山善の「押し入れハンガーラック棚つき」というもので、手前がポールハンガー、奥が棚板という構成になっています。
ポールハンガー部分が自立しているので、つっぱる必要がありません。これさえあれば押し入れ内のどこにでもハンガー収納を設置できます。

 

山善 押入れ ハンガーラック

押入の上段を有効活用するハンガーラック。押入れがクローゼットに早替わり! 約30cmの伸縮可能。棚付なのでカバン等の収納も。本体サイズ:幅46-76×奥行59×高さ87cm、ハンガーバー長さ:38-71cm
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これを買ってからどんな押し入れの物件でも怖くなくなりました。押し入れのポールのありなしで物件の選択肢を狭めずにすむので、本当に心強い存在です。

 

●コツ3:「奥行き」を有効活用して、簡単に衣替え

前述の棚つきハンガーラックを導入してから、押し入れの奥行きを有効活用できるようになりました。棚のおかげで、高さ方向の死蔵スペースをなくせるので収納力が劇的に上がります。

私は手前にオンシーズンの服を吊るして収納し、奥にオフシーズンの服を畳んでIKEAのスクッブという布製ケースにしまい、棚板に収納しています。
衣替えも、奥と手前を入れ替えるだけなのでラクです。