同じキッチンでも場所によってカビの落とし方を変える
カビがたまりやすい排水口・冷蔵庫のパッキン、ガスレンジは、それぞれに合ったカビ掃除の仕方があります。また、ゴミ箱はこまめなお掃除でにおいを除去しましょう。
●【排水口のカビ】塩素系漂白剤を回しかけて放置!
<使うもの>
すべての画像を見る(全19枚)・トロトロタイプ塩素系漂白剤
カビの繁殖条件である栄養(ゴミ)、水分、温度がそろったスポット。「髪の毛を溶かす必要はないので、パイプクリーナーではなくてもOK。回しかけてから15分以上おいて流します」
●冷蔵庫のパッキンのカビ
<使うもの>
・アルコールスプレー
・ブラシ
【ブラシでカビをこすり落とす! アルコールスプレーで予防効果も】
ゴムパッキンの隙間は、カビや細菌の増殖スポット。「食材が集まる冷蔵庫は洗剤を避け、消毒用のアルコールスプレーをかけて、毛がかたいブラシで汚れをかきとります」
<きれいをキープ! 予防法>
【水気やこぼした調味料はこまめにふき取る】
飛び散った水分を放置すると、こびりついてカビや悪臭の原因に。こぼしたら、その場でふき取ることを習慣づけて。
●ガスレンジのカビ
【据え置きタイプは定期的に食べカスの掃除を】
調理中に飛び散った食材の破片や、吹きこぼれた水分が残ったままだとカビの原因に。「定期的に持ち上げて、隙間のゴミは掃除機や布でこまめに取り除きましょう」
●ゴミ箱のにおい
<使うもの>
・アルコールスプレー
・ペーパータオル
【アルコールスプレーでいやなにおいがすっきり】
ゴミを捨てたあとも残る汚れや水分がにおいの原因。「中性洗剤で洗って乾かすか、もしくはこまめに消毒用のアルコールスプレーをかけ、ウエスなどでふき取りを」
野菜くずなど、ゴミ出しまで日がある場合は、しっかり水をきってから凍らせるのも手。コンパクトになり、腐敗臭や虫対策にも効果的。