こんなところも要注意!夏の細菌繁殖スポット
夏に気をつけるべきキッチン3大スポットを、花王「くらしの研究」編集長の福地さんに聞きました。
●【野菜室】低湿で繁殖する菌も!こまめな除菌が必要に
すべての画像を見る(全19枚)野菜の葉や土から菌が持ちこまれ、野菜くずが温床になることも。「定期的に野菜を取り出しゴミを除いたあと、食品用の除菌スプレーで汚れをふき取り。取っ手やパネル部分も忘れずに」
●【ふきん・タオル】濡れたまま放置はNG。定期的に除菌を!
スポンジ同様、菌が繁殖しやすく、同じ台ふきんで水ぶきを繰り返すと、ふいた箇所にも菌を広げることに…。「台所用漂白剤なら2分のつけおきで除菌が完了! または煮沸消毒を」
●【スポンジ】細菌数No. 1!?食器用洗剤でしっかり除菌
水気を含むスポンジは、菌が増殖しやすい。「使うたびに泡をしっかり洗い流して水気をきり、1日の終わりには除菌効果のある食器用洗剤の原液をかけておきましょう」
塩素系漂白剤など「混ぜるな危険」の表示がある洗剤は、酸性のものと混ざると有毒ガスが発生します。混ぜるのはもちろん、酸性洗剤の直後に使うのも避けてください。
またこの特集で紹介している洗剤のなかには、建材や設備機器、家具によっては使用できないものが含まれている場合があります。
建材や設備機器の取り扱い説明書、また洗剤の注意書きを確認してから使用してください。
各種洗剤を使用する際はゴム手袋を、目より高い位置で塩素系漂白剤を使用する際はゴーグルを着用してください。