災害に強いのは?地震、大雨、火災…、どう乗りきる
「マンションだと火災時、逃げ遅れそうなのが怖い」(徳島県・38歳)
規模の大きいマンションで火災が発生した場合、火元と自分の住まいの位置関係によっては非難ルートがかなり限られてくる恐れがあります。学校や会社と違って、定期的な避難訓練などがないマンション生活。いざというときに、適切な方法で逃げきれるか心配という人もいました。
●大雨の浸水被害が心配。理想は4~5階!?
近年、増え続けている大雨による災害。何階にいるかで、ときには命に関わる事態に陥ることも…。
「河川近くの1階は危険です。引っ越し後だったのですが、河川が氾濫して浸水していました」(神奈川県・41歳)
●高層マンションで停電や断水したら…
すべての画像を見る(全6枚)「マンションの方がメンテナンスがラク。現在は10階に住んでいますが、もう少しして子ども独立したら、低層階に移りたいと思っています。震災などで、もしエレベーターが止まってしまったとき今はまだ階段で登れますが、歳を取ったら水などを抱えて、10階まではとても登れそうにはないと思うからです。ただ1階だと、浸水などの災害も考えられるので、4~5階くらいがいいと夫と話しています」(千葉県・49歳)
マンションの高層階に住んでいて断水した場合は、災害用品を確保しに行ったりゴミを捨てに行ったりするたびに、階段を上り下りせざるを得ない場合も。停電してエレベーター停まって苦労した経験から一戸建てに移り住んだという人もいました。
●ハザードマップや地域の防災・防犯情報を確認しておこう
「今は6階に住んでいます。おすすめはカーテンしなくてもよい開放感。隣近所もなく青空が一望できて気持ちいいです。なにより今後予想されている南海トラフ地震! ハザードマップをみると3階部分まで浸水する区域。なので6階にして正解だと思っています」(大阪府・46歳)
豪雨や地震などの災害に備え、一戸建てでもマンションでも、購入する前にハザードマップをチェックしておく必要がありますね。また地域によっては空き巣や窃盗、電話詐欺などが防犯情報がネットで公開されていることもあります。