●まさかの破壊力! 病院嫌いなちくわ、クッサい涙で抵抗
すべての画像を見る(全11枚)それにしても、ちくわを初めて病院に連れて行ったときのことは忘れられません。
ケージから出そうとしたら、シャーシャー大騒ぎ!
取り押さえたら突然毒霧のようなクッサい肛門液を噴射。尻側に立って押さえていた私の服にかかってしまい呆然……。
お医者さんが「人間も怒りすぎたり怖すぎたら涙が出てくるでしょ? これもいわば涙ですよ!」とおっしゃったんだけど、臭すぎてコチラの涙がチョチョ切れそうでした。「こんな臭い涙あってたまるもんか!! この猫スカンクなのでは!?」と思ったことが忘れられません。幸い、このあとスメル攻撃は一度もなく暮らしてるんですが、病院に行く前のちくわの肛門腺絞りは必須です。
ちなみに液のかかった服は洗っても干しても漬け込んでも匂いが取れず、思い切って捨てました。恐怖や怒りの絶頂にある猫のお尻側に立つのは危険! と、いまだに病院で診察やワクチンを受けさせる度にドキドキしてます。滅多にないことらしいですけど、スメル攻撃には本当に注意してくださいね!
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