お風呂の排水口汚れが、漬けるだけ新品みたいにピカピカに
暖かくなってくると、においや汚れが気になる場所のひとつに浴室の排水口があげられます。毛髪などのゴミやヌメリも多く、パーツも多いのでついお手入れを後回しにしてしまいがちです。
そこで今回は洗浄力が高い「オキシウォッシュ」を使って簡単に汚れた排水口をリセットできる掃除方法をご紹介します。
すべての画像を見る(全22枚)●オキシウォッシュは一本で3役の働き!
排水口掃除におすすめなのが、ホームセンターなどでよく見かけるブルーのボトル「オキシウォッシュ」です。
汚れを浮かせ除菌作用もある「過炭酸塩」、油汚れに強い「炭酸塩」、汚れを落とす「界面活性剤」が含まれています。つまり、しつこい汚れを浮かせて落とし、除菌もできる一本で3つの作用が期待できます。とくに主成分の「過炭酸塩(ナトリウム)」は洗濯槽の漬けおき洗浄剤等にもよく使用されているので、こびりついた汚れに効果があります。
●排水口掃除の手順とワンポイント
オキシウォッシュで排水口パーツの漬けおき洗浄と、排水口のお掃除をしていきます。
(1) 排水口パーツをはずします。
一番上のヘアキャッチャーを外します。あらかじめ、毛髪やゴミなどをとりのぞいてから外すとゴミが周囲に散乱しません。
次に封水筒を左側に回して外し、一番下にある排水カップも持ち上げて外します。
排水口パーツの外し方についてはメーカー取扱説明書の方法に従ってください。
(2) 漬けおきします。
バケツに、40~50℃のお湯にオキシウォッシュを溶かした溶液をつくり、パーツを入れます。基本のレシピは4リットルに対しオキシウォッシュ30gです。
<ワンポイント>
漬けおきしたらフタをして温度が下がらないようにすると、成分が浸透しやすくなります。
(3) 洗浄します。
1時間ほど漬けおきをしたら、バケツの中でブラシを使って洗いすすぎます。
汚れが浮いて剥がれ落ちやすくなっているので、ブラシの毛先で軽くこするとパーツの細かい溝のゴミもきれいに落とすことができます。
こちらの記事では、排水口自体の掃除方法もご紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね!
◆さらに詳しく知りたい方はこちらをチェック!
「排水口キャップ」が便利すぎ!つけ置きできて、洗い桶より省スペース
みなさんはキッチンで「洗い桶」を使っていますか? 汚れた食器を一旦水につけたり、ふきんなどを漂白したりするのに便利ですよね。わが家でも以前は使用していたのですが、洗い桶自体のヌメりなどの汚れが気になってしまったため、使うのをやめることに。
しばらくはキッチンの棚下に収納していたのですが、それも場所を取るため、最終的には思いきって捨ててしまいました。
●つけ置き洗いに便利な「排水口キャップ」
洗い桶を手放したらシンク周辺がすっきりとして、掃除の手間も少なくなったのですが、困ったのが「つけ置き洗い」をするとき。これまで茶渋のついたコップや、汚れたふきん、油のついた五徳などを、オキシクリーンやキッチンハイターでつけ置き洗いしていたのですが、洗い桶がないと水がためられない…。
そんなときに見つけたのが、こちらの「マーナ つけ置き洗いキャップ」。
排水口にかぶせるだけで、つけ置き洗いができる便利なアイテムです。ほかにもネットでいくつか同じようなアイテムを見つけたのですが、色や形がシンプルなこちらにしてみました。
耐熱・耐薬性のあるシリコーンゴム製なので、熱いお湯や薬剤を使ったつけ置き洗いもOK。直径15cm以内の排水口であれば、使用可能とのことです。
●実際に使ってみたところ…。置くだけでしっかりたまる
使い方は、排水口の上にポンっとのせるだけ。「これだけでちゃんと水がたまるの…?」と半信半疑だったのですが、設置面が真空状態になるため漏れる心配はないそう。
いざ、水をためていくと…すき間から流れることなく、しっかりたまっていきました。
今回は、茶渋などが気になるコップやお皿、油で汚れた五徳をオキシクリーンでつけ置きしてみました。
この排水口キャップのいいところは、シンク全体を使うことができるので、高さや大きさのあるものでもしっかりと浸かること。五徳も余裕で浸かっています。
●薬液に触れずに排水できるのもうれしい
排水の際は、長い棒状のものを差し込めば、薬液に直接触れず飛び散りを防いで水を抜くことができます。こんなところまで考えられていてすごい!
使い終わったあとは、吊るし穴がついているのでフックにかけて干すことが可能。保管する際も、薄いので場所をとらないのがうれしいポイントです。
ゴチャつきがちなキッチンの水回りをスッキリさせたい…と考えている人は、ぜひ試してみてください。
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