腸内環境を改善して、太りにくい体をつくる便活ダイエット。毎日排便がある人でも、おなかがはりやすかったり、排便後もすっきりしなかったりする人は、便秘の可能性があるので要注意です。便活習慣を3週間続け、無理なくキレイにやせましょう! 前編の6習慣を見ていない方は
こちら便活12の習慣(後半の6つを紹介)
交感神経と副交感神経からなる自律神経のバランスが整うと、血流がよくなり、腸のぜんどう運動が活発に。生活習慣を改善して自律神経を整えることが、腸内環境の改善につながります
すべての画像を見る(全1枚)(7)1日30分のウォーキング電車では立つ、階段を使う
腸や自律神経を整えるには、激しい運動より、ウォーキングなどゆっくりした運動が理想。駅やスーパーなどで極力階段を使ったり、電車では立つようにするだけでもよいでしょう
(8)寝る3時間前には夕食をすませる
食事中は自律神経のうちの交感神経が高くなり、その後、副交感神経が高まって腸で消化が促されます。ところが、食後すぐに寝ると、交感神経が高いまま眠ることになるので、腸での消化・吸収が不十分になり、便秘の原因に。夕食は早めにすませましょう
(9)38~40℃のお湯で半身浴を15分
ぬるめのお湯にゆっくりつかると、体の芯まで温まり、副交感神経が高まってリラックス。その後約1時間で就寝するとよいでしょう
(10)腸のゴールデンタイムの前に就寝する
腸の活動がもっとも活発になるのは、副交感神経の活動がピークになる夜中の0時過ぎ頃。すなわちこの時間が「腸のゴールデンタイム」です。0時にはすでに眠っているのが理想なので、できるだけ朝型の生活に切り替え、夜11時くらいには就寝しましょう
(11)眠りの前に癒しの時間をとる
消化活動がもっとも活発なのは、眠っている間。アロマなどでリラックスして眠れば、睡眠中の副交感神経も高まり腸が活発に活動。翌朝のお通じにつながります
(12)朝はトイレに入る30分をつくる
消化活動は夜中にもっとも活発に行われるため、朝お通じがあるのがベストです。最初は出なくても、トイレに入るのを習慣に。無理に出す必要はありませんが、必要な時間の30分前には起き、トイレにゆっくり入る時間があるという心の余裕をもちましょう
― 「便秘外来」ドクターが教える便活ダイエットでおなかやせ ―