4月から新学期。お子さんの習い事を検討しているという方もいるのでは。習い事を決める際の基準やきっかけは?「65点の暮らし方」について発信している整理収納アドバイザーのハギヤマジュンコさんが、ご自身の経験を教えてくれました。

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習い事はかけがえのない体験にも
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4月になって進学や進級と一緒に考えている方も多いように思う「子どもの習い事」。
わが家では娘が年少になる年の4月に習い事をスタートさせ、早5年が過ぎました。
もちろん子どものやりたいことや関心のある習い事をさせてあげるのがベストだけれど、子どもの年齢的に、ある程度親がレールを敷いてやる必要もあると思っています。

今回は、私が実際どうやって習い事を決めたのか、やめた習い事の理由、そしてフォロワーに聞いた習い事のアンケート結果をお伝えします。

 

●わが家の「習い事を選ぶ基準」

娘が3歳で習い事を考えたのは、「こども園の保育料が減った」というリアルなきっかけでした。せっかくなのでその金額をなにか習い事に回せたらなと検討したのがスタートです。

わが家の条件は次の3つ。
(1) 私が娘の習い事をスタートさせたのはフルタイム勤務中。サポートしてくれる人はいませんでしたので、私が送迎できる土日限定です。

(2) 3歳という年齢や、通っていたこども園で英語の授業があることから人気の英会話は外して、選択肢としては「体を動かす習い事」もしくは「楽器を使う習い事」でした。

(3) まずは体験に行ってみて、本人が気に入るものを選びました。

 

●習い事の体験に行ってから始めるに至った決め手とは

実際に体験に行ったのは3つです。
・バレエ(私の憧れ。娘も体が柔らかかった)
・スイミング(友達が習っていたから)
・ピアノ(娘がやってみたい! と言ったから)

本人がやりたい気持ちが大事
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その中で娘が気に入ったのがバレエ(今も続けています)。バレエを選んだ決め手はコチラです。

・娘のレッスン中の様子(習いたがったピアノはジッとしてられなかった…)
・先生との相性(娘は人見知りなところがあったため)
・教室の雰囲気
・送迎時の負担:送迎にかかる時間(これからずっと続くのでこれは重要です)、送迎手段(駐車場の有無)
・習っている子どもたちの様子
・家での宿題の有無

 

●わが家が辞めた習い事と、その理由

 娘の年齢や、私の働き方の変化で、今は徐々にバレエの日数は増えて、週3回となっています。また、バレエ以外の習い事もいくつか。

続いている習い事がある一方で、じつは小学3年生にしてすでに4つの習い事を辞めています。では、辞めた習い事は?
・英会話
・個人塾
・体操
・通信教育の勉強

 

子どもの習い事は、親の送迎の手間も
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理由は、
・コロナ禍で習い事の時間割りや受講方法が変わり、対応できなくなった。
・先生との相性がいまいちだった。
・時間と場所が変更になり送迎が難しくなった。
・自主的に家で勉強しない性格だと気づいた。

 

個人的には「新しく始める」よりも「辞める」ことのほうが難しいと思っています。
届け出などの手続きが大変なのはもちろん。辞めますと伝えた後も、数回(物によっては1か月以上)通い続けるのがなんだか気まずく、しんどいです。

 

●すぐ「辞める」のではなく、続ける努力をしてみてから辞める

やる気がないままダラダラ続けるよりは「今」子どもに必要な物を選ぶことが大切だというのが夫婦のポリシー。かといって、「辞めたい!」と言い出した子どもにすぐに「いいよ」というのも、続けることの大切さもわかってほしい時期なだけに、難しいところです。
「辞める」という選択肢が上がってきたら、まずは続けるためにできることを考えてみて、何回か試してみる。
それでもやっぱりうまくいかなかった場合は「辞める」を選ぶようにしています。

ちょうど今の時期は、ライフスタイルの変化や、習い事自体の日時変更が出てくるタイミング。
子どもの様子も見つつ、続けるのか、これを機会に見直すのかを考える時期でもありますね。