ゆったり過ごせるダイニングの配置
すべての画像を見る(全5枚)4人家族のときから使っているダイニングセット。イスは家族の人数分の4脚です。お父さんの席、お母さんの席、子どもたちの席と決まっていたため、ふたり暮らしになった今も、その習慣で座ってしまいます。
でも実際使っているのは2脚だけ。夫婦ふたり暮らしなら、普段使いは2脚で十分です。
そこで、2脚減らして、ふたり専用のダイニングセットにしつらえ直しました。4脚だと左右どちらかに座ることになり、広いテーブルの半分しか使えない感じでしたが、2脚だとテーブルの中央に座れるのでゆったり使えます。これは予想外でした。レストランのようにぜいたく気分を味わっています。
伸長式のテーブルなので、ふたりのときは小さくたたんで、座ったときにふたりとも窓が見えるように横向きに配置しました。以前は、窓が多くて家具の配置に困っていましたが、今はその窓を存分に満喫しています。
50代は家族の人数が変わっていく時期です。子どももいてにぎやかに暮らしていたときのレイアウトのままでも十分暮らせますが、これからの生活を見据えてふたり仕様に模様替えしてみました。ソファの向きを変える、ダイニングチェアを間引く、たったそれだけで、空間をぜいたくに使えるようになり、QOL(生活の質)がぐんと上がったように思います。