節約効果が出やすい反面、油断するとどんどん増えていく食費。
「セーブするための近道は、買い物の仕方を見直し、外食を減らすこと」と語るのは、インスタグラムに投稿する家ご飯やお弁当が人気のMAYAさんです。実践している食費節約のコツを伺いました。
買い物は回数と金額を決め、出費を抑える
外食はほぼせずに子供3人と単身赴任の夫のご飯をつくって食費は月6万円、年間貯蓄は100万円というMAYAさん。
「わが家は自炊が基本。毎日かかる食費だからこそ、そのときはわずかな金額でも、年間で考えると大きな額に。買い物ルールを決めることでムダ買いを防ぎます」
●買い物は週2回まで。決まったお金だけを持って行く
すべての画像を見る(全8枚)金曜日に1万円札だけを財布に入れてスーパーへ。
「買うものは決めず、その日に安いもので、お弁当を含めて4日分ぐらいのメニューを考えます。食材がたりなくなったら火曜日に買いたしますが、そのとき持って行くのは5000円だけにしています」
●よく使う調味料は大容量タイプを買う
業務用スーパーでいつも買っているという、大容量の調味料は自炊の味方。
「グラム当たりの価格がおトクなので、サラダ油やしょうゆも業務用を購入します。から揚げの下味をつけるのに便利なスイートチリソースも、わが家の定番です」
外食とムダな出費をカットするための工夫
忙しいときほど外食やお総菜に頼りがちですが、MAYAさんは、働きながらも自炊を徹底。
「立派なご飯をつくっているわけじゃないけど、大好きなキッチンでご飯をつくり、家族で食卓を囲むことが楽しみ。おうちご飯のおかげで自然と外食やムダな出費が減りました」
●単身赴任中の夫に冷凍弁当を送り、平日の外食費をゼロに
「単身赴任が決まったとき、外食かコンビニとかで買う? …となりましたが、お弁当をつくることに決めました。私が時間があるときにつくって、弁当箱ごと冷凍。1週間分をまとめて送ります」
中身がわかるよう、フタにはラベリングを。外食費ゼロで健康管理もできて一石二鳥。
弁当は熱伝導率のよいアルミトレーやアルミ箔にのせて冷凍庫へ入れると、おいしく急冷できます。
●買い物前はパスタやラーメンなどの出番
買い物日の前日は、冷蔵庫の中身が寂しくなりがち。そんなときは、ストック食材のパスタやラーメンの出番です。
「残った食材を具にすれば、冷蔵庫の中身も一掃。食材を最後まで使いきることができます」
ラーメンの日は、器にもひと工夫。中華料理店のような柄の器を使えば、外食気分が楽しめます。
●洗い物が少ない大皿盛りで水道代を節約
盛りつけの手間が省け、洗い物も少なくてすむ大皿盛り。それぞれが食べたい量を取り分けられるので、食べ残しが防げるという利点もあります。
「ご飯を取り皿代わりにして、大皿からおかずを直接お茶碗にのせちゃうことも」
●お弁当の小物は定位置を決めて紛失防止
なくしがちなしょうゆの容器やバランなどのお弁当小物は、お弁当づくりがスムーズにできるよう、まとめて1か所に収納。
「フタが透明の容器は、100円ショップで購入。中身が見えるので、探す手間もありません」