●2人きりで話し合いの時間を持つのも難しい

子どもが大きくなるにつれて、セックスレスの問題を夫と話し合いたくても、時間と場所がだいぶ限られるようになってきました。

以前は食事中でもかまわず、思いっきり不満をぶちまけていました。そして夫に「ごめん」とひとこと謝ってもらえれば「まぁいいっか」って気がすんだりもしていたのですが、上の子はもう8歳。レスの話題は子どもの前では控えないといけません。共働きなのでなかなか2人きりの時間をつくるのも、かなり限られてしまう状況です。

 

●みんなが寝静まった後にひとりで泣くことも…

私は忘却力がとても強く、嫌なことがあっても翌日にはきれいに忘れてしまう性格です。能天気と思われるかもしれませんが、それがかえってレスについて思い詰めずにすんでよかったのかもしれません。

 

夫とはこれまでもたくさん揉めてきたし、泣きわめいたことだっていっぱいあるんですが、家族みんなが眠るわが家の寝室は、私にとって、とても幸せな居心地のいい空間です。 

涙がこぼれる夜も
涙がこぼれる夜も
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それでもふと、眠れない夜に、寂しさを感じて涙がこぼれてしまうんですよね。やっぱり好きだからこそ、辛い。自分の気持ちにどう折り合いをつけていくかが、今後の人生の課題となりそうです。

夫が好きなのにレスがつらく、外注も考える玲子さんの場合をお送りしました。

次回の主人公は「産後クライシス」を経験したワーママの未歩さん(仮名・38歳)です。お楽しみに!