コの字型キッチンのデメリット
メリットが多い一方で、もちろんデメリットもあります。どのようなデメリットがあるのかを紹介します。
●コーナーの収納が使いにくい
すべての画像を見る(全5枚)とにかくコーナー部分の収納が不便です。つり戸棚は、手前の扉を開かないと奥の扉が開けない仕組みになっており、ものの出し入れがしにくい状況。ですから、使用頻度の低い食器を収納しています。
扉をはずして、オープン棚にしてもいいかなと考え中です。
下段は回転式のコーナーラックが設置されています。ですが、やはり奥の調理器具は出し入れしにくく、使用頻度の低いものしか収納できません。
全体的に収納力のあるキッチンなので困っていませんが、コーナー部分は動線的には便利な位置であっても、収納は使いにくいと認識しておいたほうがいいでしょう。
●キッチン家電の配置が難しい
作業スペースが広いため、キッチン家電の配置は自由度が高いです。ただし、配線の位置によっては難しいことも。
とくに電子レンジの位置は正解が見つからず、すでに3度も配置替えしています。コーナーに置くと、扉を開けるスペースの分、作業台が使えなくなるので、とても不便。
コーナー部分は奥行きが深くなるので、小さめのキッチン家電を置くと手が届きにくくなります。そうなるとコーナー手前に置くことになり、奥にデッドスペースができてしまううえ、作業スペースも狭くなってしまいます。
キッチンのタイプ選びは、生活動線をイメージして
これまで3つのタイプのキッチンを使ってきましたが、どれも一長一短。メリットもデメリットもあります。個人的には、今のコの字型キッチンが、もっとも使いやすいと感じています。
どのタイプを選ぶかは、自分と家族のキッチンでの動線をイメージしてみてから決めるのがおすすめです。簡単にリフォームできないだけに、「あこがれだから」「はやっているから」という理由で選ばず、後悔のないタイプを選びたいですね。