●掃除の手間がなくなる保存法
すべての画像を見る(全4枚)今は、ネットを利用して牛肉と豚肉はだいたい1か月分をまとめ買いしています。足りなくなれば、近所のお肉屋さんで買い足すようにしています。週に1度野菜と果物を合わせて8種類宅配してもらっています。卵10個と豆腐、納豆、鶏もも肉も一緒に届けられます。それを冷蔵庫に保管して1週間で食べきるようにしています。外食が続いたり、旅行に出かけるときは、翌週分をお休みするなどして調整しています。
野菜室に詰め込むと食べ忘れにもなるので、お店でもらう紙袋を庫内の高さに合わせて切り揃え、大小の収納ケースをつくっています。ケースの大きさに合わせて野菜を保存しています。こうすると、野菜室の奥からしなびたキュウリを発見した、なんてことはありません。しかも紙袋に野菜カスなどで汚れてきたら、新しく取り返ればいいので掃除の手間が必要ありません。
料理の時間を短縮するためにも庫内の整理整頓はマストです。私は、せっかちな性格なので、欲しいものが見当たらないときほどイライラすることはありません。忙しい時間の合間に調理をするので、なんでもすぐに取り出せるように置き場所を決めています。
●つくりおきはして冷蔵庫に入れっぱなしにしない
そして、おかずのつくりおきをすることは良いことですが、必ず食べないといけないというノルマを感じるものです。ときにはつくって忘れてしまうこともあるでしょう。なので毎食、食べ切れる分だけをつくるようにしています。そういうわけで滅多におかずが残らないので残り物もほぼありません。残り物をつくらなければ、保存容器を洗う手間なども省けますし、食べ忘れるということもありません。わが家では多めにつくって冷蔵庫で保管するという習慣はありません。
庫内に空間があると掃除をしやすいというメリットもあります。「ちょっと汚れているな」と感じたときに、厚手の除菌ウエットティッシュで拭き掃除をします。こまめな掃除を習慣にすれば、年末に冷蔵庫の大掃除をしなければならない、というプレッシャーからは解放されます。そのためには、冷蔵庫の中に入れておくだけの物をいかに少なくするかが肝心です。
ココアの件もあって、掃除のついでに賞味期限チェックをすることにしました。
食品をムダにしないことは環境にも良いことですし、お財布にも優しく節約にもつながります。年齢に合ったラクさを求めるのはもちろん、上手に回していくことで冷蔵庫を見てはため息をつくこともなくなるはずです。