●コームは髪をとかすだけじゃない!リングコームはスタイリングに
さとゆみ:コーム(クシ)の使い方は、形状によっていろいろありますよね。
すべての画像を見る(全16枚)八木ちゃん:とくに、目が細かく、持ち手が細いタイプを、コームの中でもリングコームといいます。
八木ちゃん:リングコームは髪をとかすのにも使いますが、分け目をジグザグにしたり、アホ毛を直したりするのにも使えますよ。
●目の粗いコームはトリートメントのときに活躍
さとゆみ:同じコームでも、目の粗いタイプもありますよね。
八木ちゃん:これは、おもに髪表面を整えるときに使うことが多いです。
さとゆみ:あと、おすすめは、トリートメントをつけた濡れた髪に、この目の粗いコームを通すことですよね。
八木ちゃん:そうです! トリートメントは、手でつけただけだと部分的にしかつかないので、コームで髪の中間から毛先に向かってとかしながらのばすと、全体にムラなくつけることができます。このひと手間だけで髪がツヤツヤになりますよ。
●つげ素材のコームは髪にツヤが出やすくなる
さとゆみ:最後は木のコームなのですが…。これ、ホテルのアメニティだったやつです。
八木ちゃん:これは違いますが、つげ素材のコームなどは、製造過程で椿油をしみ込ませてつくるので、静電気がおきにくく、頭皮と顔にうるおいを与えてツヤツヤにしてくれる効果もあるんですよ。
さとゆみ:つげのクシってそういうことなんだ。
八木ちゃん:言ってみれば、天然のワックス的な?
さとゆみ:なるほど。
さとゆみ:ひとくちにブラシ、クシ、と言っても使い道さまざまですね。
八木ちゃん:目的に合わせて使い分けてくださいね。