グラフィックデザイナーの西出弥加さんと訪問介護の仕事をする光さん夫妻は、夫婦ともに発達障害という特性をもちながら結婚。別居婚ながらも仲良く暮らしています。今回は自炊を全くしなかった夫が自炊するようになったきっかけについて教えてくれました。
すべての画像を見る(全8枚)発達障害夫婦の日常。自炊できなかった夫が料理をするようになった理由
出会った頃はまったく自炊をしなかった夫ですが、現在は自炊をしています。どのようなきっかけで料理をするようになったのか聞いてみました。
●夫の家には便利なアレがない
別々に暮らしている私たちですが、夫の部屋には炊飯器と電子レンジがありません。なぜこの2つがないのでしょうか。夫本人に聞いたら、その2つの使い方が簡単すぎて、電子レンジでチンして食べられるお米とレトルト食品しか食べなくなり、絶対に料理をしなくなるから、とのことでした。
夫のADHDの性質である飽き性な癖が大きく影響し「いちばんラクな方法」をとってしまい、主にお米のみを食べて野菜などはまったく食べなくなるそうです。
とはいえ、本音は野菜も食べたいし自炊をしたい気持ちはあったそう。そこで、夫ならではの驚きの行動に出ました。