●収納ボックスを減らせば、スペースにあきが生まれる

 

収納スペースの幅ぴったりに収納ボックスを並べると、見た目がそろって気持ちがいいですよね。

「でも、収納ボックスも“もの”のひとつ。ボックスの数だけスペースを占領します。管理する手間も増えることになるんです」

サチさんのお宅には階段下収納がありますが、少し前にこのスペースを見直したそう。

 

Before
Before
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「一番上の段のCD引き出しケースの中身を見直し、不要なものを処分しました。するとこのケースを3つ使わなくてもいい量になり、中段の白ボックス1個分にまとめることができたんです」

 

CD引き出しケース

このCD引き出しケースを使い続けなければいけない理由はとくにないので、思いきって処分。スペース上段は、以前よりも余白が増えてすっきりしました。

 

After
After

「小さな変化ではありますが、スペースがあると心にゆとりが生まれます。たとえば急な頂きものや、一時保管しなければならないものが増えても、床に置きっぱなしにすることなく収納できるということです」

 

サチさんによると、一度にたくさんのスペースをあけようとしなくても大丈夫。
「たとえば収納ボックスひとつを空っぽにしたり、引き出し一段に少しゆとりが生まれるだけでも身軽な気持ちになれるものですよ。私も洗面所の収納ボックスはひとつを空っぽでキープ。すぐに使いきりたいアメニティの化粧品やシャンプーなどをもらったら、このボックスに入れています」

近ごろ暮らしが滞っていると感じている人は、ぜひ取り組んでみてくださいね。