衣類のポケットやバッグのファスナーによく使われる「面ファスナー」。100円ショップでも入手することができるこのアイテム、じつはほかにも便利な使い方ができるんです。
ここでは、整理収納アドバイザーのまいさんに、暮らし回りでの活用法を伺いました。
100円ショップの面ファスナーは、家じゅうの収納に使える!
ひとつもっておけば、いろいろと使える面ファスナー。
裏表が性質の異なる2種類のシートになっていて、クルっと巻いて合わせれば、はりつきます。切って使うタイプは、必要に応じた長さに調節できるので便利です。
●コードを束ねる
ゴチャゴチャしがちなコード収納。使っていない延長コードなどを、面ファスナーで束ねればすっきりします。
※使用中のコードは束ねないでください
●リュックのひもをまとめる
子どものリュックのひもを、長いままブラブラさせていることはありませんか?
これじつは邪魔なだけでなく、とても危険! なんです。
先日わが家の長男が、自転車での帰宅時に「リュックのひもがタイヤに入って、少し先が焦げたみたい」と言ってきました。
先を見ると黒くなっています。
汚れたのか焦げたのかわかりませんが、タイヤに絡まったことは間違いありません。もし転んでいたらと思うと、とても怖くなりました。
リュックのひもを巻きつける専用のグッズもあるようですが、家にあった面ファスナーを使ってまとめました。
先の方から一緒にクルクル巻いていき、合わせるだけ。
すっきりするし、これで安心です。
●自転車のカゴに荷物を固定する
自転車のうしろのカゴに荷物を置くとき、高価なものだったり、安定しづらいものだと不安になります。
そこで私は100円ショップに売っている「カラビナ」と面ファスナーで、荷物をホールド。
面ファスナーを自転車に取りつけ、カラビナをぶら下げます。面ファスナーの重なり部分を多めにすれば、荷物をガッチリつかんで安心ですよ。盗難対策としても有効です。
●ハンガーのすべり止めに
ツルツルした素材の服は、ハンガーにかけるとずり落ちることが。
そんなときはハンガーの肩のところに面ファスナーを巻くと、落ちるストレスがなくなります。
短いものがいくつか入って売っているものもありますが、私は長いままの面ファスナーを好きな長さに切って使うのが好きです。便利でムダがありません。
一つあるといろいろと使えますので、気になる方はぜひ手に取ってみてくださいね。