●「音の出る信号機」を増やすために

目の不自由な方たちが安心して街を歩けるために役立っているのが「音の出る信号機」。じつは、これを増やすことに私たちも貢献できるんです。ニッポン放送では、目の不自由な方の社会参加につながるよう毎年11月~翌年の1月末まで「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」というキャンペーンを通じて募金を呼びかけています。

ラジオ・チャリティ・ミュージックソン
1975年から続く「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」 写真は2019年の募金活動の様子
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その中心となるのは、クリスマス・イヴの正午から24時間にわたって生放送でお届けしている特別番組で、コロナ前は私たちフジ・メディア・ホールディングス各社有志で募金活動に参加していました。お預かりした募金で設置した音の出る信号機は、現在3,245基になりました。

 

●検定をとおして、より理解を深める方法も

また、障害者に対する理解を深めるために、ユニバーサルマナー検定というものがあります。

ユニバーサルマナー検定認定証

適切な声がけやコミュニケーションを行うために、まずは多様な人々の特徴や心理状況を知ることから始めようというもので、私も5年前に3級を受講しましたが、はじめて知ることが多く大変ためになりました。

車いすの男性と女性
ユニバーサルマナー検定を運営する株式会社ミライロの垣内俊哉さんと

ユニバーサルマナー検定のサイトを見ると、受講の方法も(1)eラーニング、(2)オンライン、(3)会場で受けるなど多様な選択肢があるようです。

全社員で受講する会社もあるとか。まずは知ることから、ですね!

 

だれもが生きやすい社会のために、みなさんにもできることはたくさんあります。新型コロナウイルスの流行もあってか、なんとなく人と距離をおきがちで、他人に無関心になっていませんか。でも、困っている時はお互いさま!

とにかく、ほんの少しだけ意識を変える、アクションを起こしてみることが大事です。

次回も多様性理解・ダイバーシティ・インクルージョンというテーマでお届けします。

 

【SDGsの課題をみんなで一緒に考える 楽しくアクション! SDGs】

詳しくは公式サイトをご覧ください。

【フジテレビ『フューチャーランナーズ』放送中】

SDGsを推進するため、ゴールに向かって奮闘している人たちを取り上げる番組。
毎週水曜22:54~23:00放送(関東ローカル)
公式サイトですべての放送回を見ることができます。