今年こそ、いらないものを捨ててすっきり暮らしたい! と思って片づけたはずが、あっという間にものでごちゃごちゃ…。そんな悩みを抱えている人も多いのでは? 暮らしのリズムのなかに上手に捨てる習慣をつくって、ものをため込まないようにすると、すっきりした状態を保つことができます。整理収納アドバイザーの西澤佳代子さんに、捨てぐせをつけるコツを伺いました。
ため込みぐせを改善!捨てる習慣を日常化する
暮らしの中できちんと意識を向けていないと、ものは増える傾向に。一度すっきり片づいても、すぐに部屋が散らかってしまうのもそこに原因があることも。ものを捨てることを習慣にして、ため込まないように心がけましょう。
●捨てることの習慣化で要不要も判断がスピーディーに
すべての画像を見る(全4枚)DMや手紙類はファイルボックスで分類し、学校関係のお知らせはマグネットボードで整理。『○○便り』など読むだけでいいものは、ボックスに入れずにその場で処分します。
<捨てヒント>一時置き場をつくり定期的に見直すくせをつける
頻繁に見る子どもの予定表は、マグネットボードにひとまとめに。「幼稚園関係のものは月1回入れ替え。常に最新情報だけ残すようにすると見落としません」
●年末や衣替えなど以外にも捨てるタイミングを逃さない
防災の日にからめて備蓄品の見直しや子どもの進級のタイミングなどさまざまな節目で「捨て活」を実施。「定期的に行事化することで、自然とものをため込む習慣が見直せます」
ESSE読者のお悩みにズバリ回答!日用品の適正量は?
もちすぎもたりないのも困る日用品や必需品。なにをどれくらいもつべきか、適正量を聞いてみました!
●ストックはプラス1か月分を目安に
「わが家の1か月のトイレットペーパー消費量は12個が目安。ニトリのインボックス深型に、ぴったり入る個数をキープします」。ほかのストックもプラス1か月分と決めて持ちすぎを防止。
●子どもの靴は最小限でOK
小学3年生の長女の靴は、運動靴、長靴、サンダル、ブーツ各1足に、予備1足の計5足だけ。履きつぶすか、サイズが変わったら買い替えるサイクルにし、常に履く靴だけを残すように。
●バスタオルは1人2枚まで
「使うのは1人1枚。毎日洗濯をしますが、乾かなかったときの予備用が各1枚あれば十分なので、家族4人で計8枚だけに」。数が決まれば必要以上に買わなくなり、収納スペースにも悩みません。
家族構成やライフスタイルによっても、必要なものの量はいろいろですが、思っている以上に少ない量でも暮らしはまわせます。2022年は、ものを持ちすぎない快適暮らしを目指しましょう!